メキシコでは被害が明らかになり始めるとともに、支援の動きも見られるようになってきました。
メキシコ保険協会によると、今回の暴風雨による損失額は約60億ドル(約6000億円)にのぼると推定され、自然災害による損失としてはメキシコ史上最大になる可能性があると示しました。
Relief Webの情報によると、メキシコ赤十字は、のべ7000人のボランティアとニーズ対応の専門家をゲレーロ州、ベラクルス州、タマウリパス州に派遣しました。しかし、未だ山中の道路は寸断されているところが多く、山中集落への物資の供給はヘリコプターや飛行機を使って行われています。また、まだ現状が把握されていない集落もあります。
被災地では助け合いの動きも注目されています。ゲレーロ州やプエブラ州の若者グループの“Warriors of the mountains”が、避難の必要がある集落の避難行動をサポートしています。彼ら自身が被災者を担いで安全な所まで運んだり、人手が必要な所に派遣したりしています。
被害の全容がはっきりしないうちに国内メディアのみならず国際メディアの報道もほとんど無くなってしまいました。そのため外部からの支援が今後より少なくなることが予想されます。そのような状況の中で、被災者どうし助け合う動きが生まれたことは、今後の復旧で大きな力となります。
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担当者:上野
【2013・9メキシコ暴風雨救援ニュースNo.3】
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