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【2013・9 メキシコ暴風雨救援ニュースNo.7】

フィリピンの台風被害について報告させていただいておりますが、メキシコでも9月上旬に起こったハリケーン”イングリッド”と熱帯低気圧”マニュエルの2つの暴風雨による被害で、被災者は未だに困難な生活を送っています。日本ではすぐに報道されなくなってしまいましたが、メキシコ内務大臣が「国土の3分の2に被害が発生している」と述べたほどで、復興にもまだ長い時間がかかります。CODEは、従来から協力いただいている地元NGOのクワゥテモックさんをカウンターパートとして、活動資金を被災者の生活の復興と防災のために役立てていただくよう調整しています。
さて、この度、メキシコの被災地で活動されている日本人の協力者Hさんから、被災地の情報を教えていただきました。現地の状況が詳しく記録された素晴らしい内容でしたので、許可をいただき紹介させていただきます。Hさんは現地に滞在されており、発災当初より、情報収集の面でCODEにご協力下さっております。レポートにもありますように、個人的にも精力的にボランティア活動を行っておられます。
※文中のGuerreros por la montanaとは、現地で支援活動を行っている人たちのグループです。
このグループについては、スペイン語ですがこちらをご参照ください(写真が載っています)
 → https://www.facebook.com/GuerrerosporlaMontana
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【日本人ボランティア Hさんからの情報】
私は現在Guerreros por la montanaの大多数も住むプエブラという街にいます。
そして被災地の山間部の中心にトラパという大きめな街があり、Guerreros por la montana に参加している人は、ほとんどがその街かプエブラに住んでいます。
Guerreros por la montanaは先々週末までは毎週末被災地に入っていました。
私自身も彼等と一緒に週末に被災地に入っていました。彼等と一緒にプエブラに戻ってくる時もあれば、週末の活動後、彼等の中でトラパ在住の方の家に泊めてもらい、トラパに2、3週間滞在を続けていた時もあります。
平日は、仕事や学校があるので何もできない人がほとんどなので、トラパ、プエブラ共に自分に手伝える事をやっています。
また、トラパ在住者のほとんどは平日仕事をしながらも、各自被災者の為にできることを何かやっています。平日でも都合がつけば、山間部の村に食料品の配給を持って行ったりも何度もしています。
また、プエブラでも平日の間に寄付品を保管している倉庫の掃除や、洋服の仕分け、新たな寄付品の受け取り、移動等やれることがある時は活動しています。そしてプエブラ在住者は週末金曜日の夜にプエブラからトラパに移動し、日曜日の夜にプエブラに戻ります。
そのトラパに居る週末の間に、前もって連絡をいただいており、なおかつグループの者が、実際に被害を受けており、手助けが必要だと判断した山間部の村落の中でも被害を直接受けている家族にのみ食料品の配給を行っています。そのため、各村落からは予め必要な家族のリストを作成してもらい、それに応じた量の食料品の配給物資を前持って話し合われた日に持って行っています。例外として、グループが所有している車があるわけではなく、基本的には交渉して誰かの車を貸してもらっている中で、どの車も手配が付かなかったりする時や、道路事情など色んな理由により予定よりも時間が大幅に遅れ、到着する事が出来なくなった場合は、大抵は翌日に振替えて持って行っていました。
簡単に言い換えれば、要は村落からの話を受け、色んな事を検討した後で、リストを出してもらい、それに応じて食料品を持って行くというリクエストベースの形でしたが、そのリクエストが来なくなったので、本当にヘルプが必要で、グループの話を聞いているのなら必ず誰かが来ていたので、来ないのであれば本当に必要
なヘルプが無いという事だろうという判断です。
その為、先々週末で食料品を山間部の村に持っていくのは終わりになりました。
寄付でいただいた食料品自体はまだありますがそれらの使途は現在検討中ですが残り物なのである程度固定の物より、色んな物がバラバラにあるという形になっているので、それであれば各家庭にバラバラなものを配るよりも、それらを使用し、食事を作り提供するなど色々と検討中です。
また、寄付戴いた物の中で、洋服がまだ沢山あります。ハリケーン直後から沢山戴いていましたが、優先順位が上では無かったり等、色々な理由により洋服を持っていくのは、ある程度リクエストがない限り控えていましたが、先日もお伝えしたように洋服、特に冬服のリクエストが増えてきた為、11月末か12月頭から洋服を持っていくという形で山間部での活動を再開するという方向で話し合いが進んでいます。
それまでに、現在まではただの若者の集まりとなっているGuerreros por la montana を正式な団体、恐らくはNGO/NPOとして正式に発足し、それにより寄付・援助のリソースを増やし、継続的に活動を行い、長期的に支援を行う為に色々と準備がすすめられています。
私自身はまだ何も予定は決まっていませんが、11月末か12月頭からは他の団体とボランティア活動を行っていく可能性があります。また、年内、長くても1月末までにはボランティア活動を切り上げるつもりです。
ネット環境は、山間部以外では整っています。山間部ではネットどころか携帯の電波も入らない所がほとんどです。
山間部の村落の状況は全て掴めているわけではなく、それが問題でもあります。
今でも、あの集落は被害があったらしいよ、という話はあるのですが、その話を裏付けるものがなく結局は噂で終わってしまっているのが現状です。
(Hさんからの情報 ここまで)
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