<余震の続く被災地>
インドネシア・ジャワ島中部のジョクジャカルタで発生した地震から3日目、
その被害は拡大し、死者は5千人を超えました。
CODEはこの地震を受けて、昨日から支援のための募金活動を始めたところ、
「コープこうべ災害緊急支援基金」様より、早速ご寄付をいただきました。
その他にも、すでにさまざまな方に貴重な浄財や情報をいただいております。
この場をお借りして感謝申し上げます。
今年の3月までジョクジャカルタの語学学校で勉強されていた日本人の学生の情報によると、
被災地では現在も余震が何回も発生し、現地の友人と電話している際に、
友人が余震を実際に体感して、話が中断したこともあった。
そのため現地の人は建物の中に入ることを恐れ、今は外でテントなどを建てて寝泊まりをしている。
地震直後、津波のうわさと地震のショックでパニックになり、人々は山のほうに逃げた。
最も被害の大きいバントゥルという場所は、海まで1時間以内の距離である。
ジョクジャカルタの南側のバントゥルとイモギリという地域は、特に壊滅的な被害を受けている。
大統領が訪問したこともあり、最も被害の大きい南側に支援が集中しているとのこと。
南側と比べて比較的被害の少ない北側の地域には、支援物資がほとんど届かず、
北側の人々の中には南側に支援物資を取りに行く人もいる。
被災地のスーパーマーケットには何もなく、物価が上がっており、貧しい人々は食料を買うことができない。
支援物資はまだ十分に足りておらず、友人によると、7人家族が4人分の食料を分け合ってしのいでいるとのこと。
CODEはスタッフの現地派遣について、現在調整をしておりますので、
また決まり次第ご報告させていただきます。
皆さまのご支援、ご協力よろしくお願い致します。
郵便振替:00930-0-330579
加入者名:CODE
*通信欄に「ジャワ島中部地震支援」と明記してください。
募金全体の15%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
*関連団体の動き*
UNOCHA(国連人道問題調整事務所)の神戸代表責任者であるプジ・プジオノさん(インドネシア人)は地震発生時、偶然インドネシアにいたので、そのまま被災地に入り、現在調査を行っています。