災害に強い地域はめんどくさい地域

災害に強い地域はめんどくさい地域

1月21日

1月20日21日に第13回静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練に参加してきました。

今回の訓練は、南海トラフ地震等の災害が起きた際の、被災者(避難者)の状況についての理解・共有や、それに対してどのような取り組みが自分たちに出来るのかということをしっかりイメージするということを目的に行われました。
(もしかしたら間違ってるかもしれないので、詳しい情報はこちらのサイトをご覧ください。→http://www.chabashira.co.jp/~evolnt/blog/pg1113.html)

今回の研修への感想というよりは、参加して僕が思ったことをここに忘れないように書き残しておこうと思います。
もしよければ、読んでやってください。

今回の研修で災害が起きた時のことをワークなどを通して考える中で、

『災害に強い地域は、めんどくさい地域』

なのではないかなと感じました。

 

それはなぜか。災害が起きた時に役に立つのは、

平時からの人と人のつながりや自分の住んでいるところをどれだけ知っているか
(例えば、隣には足が悪い人がいるから少し見に行こうとか、イスラムの人への対応が分からないから近くのモスクに行ってみようとか、隣の奥さん英会話の先生だわ、とか)

なのかもなあと感じたからです。

 

でも、僕のようないわゆる最近の若者は地域の事にはあんまり参加しないし、隣に住んでるおばちゃんに干渉されすぎたらちょっとうざいと思ってしまう。若者だけじゃないかもしれないけど…

 

別にコンビニに行けば何でも買えて、自分と話が合うやつとだけ話しててもいいし、検索やSNSのアルゴリズムは自分が欲しい情報だけを提示してくれる。こんなに自分勝手に生きることができる時代に、自分の地区の趣味も合わないおばちゃんやおっちゃんと話すのはめんどくさい事だと思う。

 

夜中コンビニでお菓子買いまくってた時に、知り合いの人に会うとちょっと気まずくなるかもだし、ゴミ出しのルールも気軽に破れなくなっちゃうかもしれない。でも、そんな日常のめんどくさい関係が災害の時に役に立つのではないかと今回の研修に参加して思いました。

見たくないものを見ず、やりたくないことをやらなくてもいい時代になってきた今、めんどくさいことをやるのもいいのかもしれない。と思いました。

それでは今日はこの辺で。


静岡に行ってこんな富士山がみたかったけれど、全く見れなかったので、写真だけでも富士山にしとこうと思って功成りました。

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「CODE 海外災害援助市民センター」1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で、KOBE(阪神・淡路大震災のすべての被災地を指します)は世界70余りの国々から支援を受けました。その後「困ったときはお互い様」の想いから、世界各地の災害を支援しようと市民による...
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