ハイチ地震レポート No.39

3月25日の神戸新聞によると、ハイチ大地震後1年間の緊急人道支援として、国連が国際社会に要請した14億ドル(約1265億円)のうち現在までに半分しか集まっておらず、3~4ヶ月後に食糧支援に影響が出る可能性があるとの指摘があるそうです。
通常、災害後の緊急支援要請額は半分以上が食糧支援に充てられますが、このような状況では基本的ニーズさえも満たされず、復興がままならないという恐れも予想されます。
こうした報道の一方で、また、ハイチ国外からの支援を取り上げる報道が多い中、ハイチの住民どうしのすばらしい助け合いも生まれています。被災地から移住してきた人々を受け入れ、互いの尊厳を大切にして
家族のようなコミュニティを築いている場所があるというのです。
このようなニュースを先日のハイチ地震レポートNo.37で一部ご紹介しましたが、全文を「CODE World Voice~災害から見る人々のくらし~」にアップしましたのでご紹介します。
長文ですがぜひアクセスしてご覧下さい。
下記は冒頭の抜粋です。
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家族的な感覚で:同胞を支えるハイチ人の地道で地元に根ざした取り組み
情報源:Church World Service(CWS)
家が被災し収入を失ったという現実に直面して、Fontil Louiner(人名)と24人以上の家族と友人は、土地を手離してハイチの首都ポルトープランスを離れるしか選択肢がないと考えた。
「私達には他の選択肢はなかった。とどまってはいられなかった。」と39歳のビデオ映像技師である彼は言った。彼はArtiboniteの北部の県にある故郷のPetite Riviereに最近戻ってきたのだ。
しかしLouinerは戻ってきて、Petite Riviereでの一日500食の給食プログラムの立ち上げに協力することによって、拡大しているポルトープランスからの脱出者の一員になった。それだけでなく、ハイチの人々を支援する国際的な支援従事者達の最近の映像と体験談が急増していた中でしばしば見落とされてきた物語の一部になった。
これらの映像と話は最近ハイチで起こった地震への国際的な対応の現実の一部を伝えるものであるが、別の現実はしばしば部外者には無視されている。それはこのように同胞であるハイチ人を支えるLouinerのような地道で地元に密着した取り組みをするハイチ人についてである。
続きはこちらからご覧下さい↓
http://codeworldvoice.seesaa.net/article/144614351.html
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