ハイチ地震レポートNo.9

20日午前6時 M6.1の余震(首都ポルトープランスの南南西約60kmが震源)が起きました。12日の地震以後、最大規模の余震ですが、この余震による被害は未だ不明です。
このように日々、過酷な状況な中、明るい話題もあります。
19日、地震から7日ぶりに12歳と7歳の姉弟が救出されました。また、20日にも5歳の男の子と11歳の女の子が8日ぶりに救出されたそうです。以下のレポートでも高齢者の方も救出されたと出ています。生命の力を感じずにはいられません。
以下、クワテモックさんレポート(メキシコ時間1/20 10:30 日本時間1/21 1:30のメール)
今朝、大きな余震があったと、ハイチ訪問準備中に聞きました。余震はマグニチュード6.1で、生存者がパニックを起こしました。ほこりが舞い上がっており、それがさらなる倒壊建物のせいで出たほこりなのか、追加被害はなく、単にゴムがこすれたことによるほこりなのか、正確な情報はありません。心理学的な観点から言うと、ハイチの生存者と人道支援チームに恐怖を与えました。
震源はポルトープランスの南西60㎞、震源の深さは10㎞でした。
一方、過去数時間の間にあちこちで生存者が発見されました。現時点(注:クワテモックさんのメールを受信したのは日本時間21日午前1:28)までに100人以上がレスキューされました。最後に助けられたのは、大聖堂の瓦礫に埋もれていた69歳のElena Ziziという女性と62歳のにこやかな老婦人です。

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