前回のNO2でもお伝えしたようにCODEの海外研究員 クワテモックさん
(Cuauhtmoc Abarca メキシコ在住)が1月20日~30日の予定で現地入りします。現在、首都ポルトープランス国際空港は救援機のみで商用機での入国は難しいようで隣国ドミニカからの陸路も考えていますが、メキシコにおいて渡航準備と情報収集に奔走されています。情報が入り次第、逐次お伝えします。
以下は、クワテモックさんからの情報です(1/13 12:30、日本時間1/14 5:30のメールより)。
現地国連職員の話によると、約600万人の住民が地震に遭い、少なくとも350万人が被災しています。
国政の中心地は深刻な被害を受けましたが、メキシコ在住のハイチ大使によると大統領と夫人は生存しているとのことです。
Au Prince港の中心は破壊され、何千もの建物が倒れました。その建物は、国連本部、大聖堂、行政の国立校、経済省、フランコフォニー(Francophony)大学、政府の建物、そして学校、病院とたくさんの家々です。
大司教のサージ・ミオット氏(Mr. Serge Miot)、国連職員や平和部隊(Peace Corps)からの国連の兵士、そして多くの市民と家族が亡くなりました。
行方不明者には、カトリック教会のチャールズ・ベノイット神父(Mr. Charles Benoit)、国連職員、大使、そしてたくさんの人々がいます。
このようにハイチにおける政治的な機能も麻痺し、国民の95%を占めるクリスチャンの被災者の方々にとっての精神的よりどころである大聖堂も被害を受け、大司教も亡くなったようです。被災された方々の物質的、精神的な支援が求められます。(事務局)
ハイチ地震レポートNo.3
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