「CODE海外災害援助市民センターは、1月12日夕刻発生した「ハイチ地震」における被災地および被災者に対する救援活動を開始します。具体的には、関係者の現地派遣を追求すると共に、直ちに募金活動を開始します。」
阪神・淡路大震災から15年を前にして、大変悲しいニュースとなりました。ハイチ地震の被災者は300万人を超え、すでにハイチ共和国大統領は、「数千の死者になるだろう」と発表しているが、一部ニュースでは死者10万人を超えるとも報じられ、地震災害では今世紀最大の被害となる可能性がでてきています。これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。
阪神・淡路大震災をきっかけに翌1996年にであったメキシコのクワテモックさん(CODE海外研究員)から、13日早速第1報が入り、ハイチ在住の彼の知人・友人とも安否確認が取れず心配をされています。また、昨年4月からエルサルバドルで防災教育の活動をしているKさんが送信してくれた新聞情報では、「水曜の朝、200万人が住む首都を複数の揺れが襲った」「国会、税務署、学校、病院も倒壊してしまった。」「粉塵の中を女性たちが泣きながら瓦礫の中から這い出す」「住民たちは呆然としながら手を取り合っていた」「広場では1000を超える人々が賛美歌を唱っている」などと報じているようです。
日本の赤十字はじめアメリカやカナダ、メキシコ、ドミニカ共和国、中国など各国の救助チームも現地に向い、もうまもなく到着するような現状です。
CODEとしては、メキシコ在住の海外研究員クワテモックに現地入りを打診しています。また、引き続き複数の情報源より可能な限り被災地の状況が判る情報を集めたいと思います。
振込口座:郵便振替 00930-0-330579
加入者名 CODE
*通信欄に「ハイチ」と明記して下さい。
なお、皆さまから寄せられたご寄付の15%をCODEの管理運営費に使わせ
て頂きます。
CODE事務局長 村井雅清
<以下基礎データ>
ハイチ大地震
発生時間:2010年1月12日午後4時53分(日本時間13日午前6時53分)
震 央:首都ポルトープランス(PORT-AU-PRINCE)より南西に15kmの
プエルトプリンシペ
規 模:M7.0 深さ10km
余震 M5.9とM5.5、その後もM5以上の余震6回、M4以上28回
津波の心配なし
死 者:数万人~10万人超
(日本時間14日8:10 AFP通信 ハイチ首相が米CNNに発表)
負傷者:多数
ハイチ地震救援開始
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