スリランカ防災「共育」プロジェクト 現地レポートNo.12

report12-1.jpg
report12-2.jpg
【写真】(上)真ん中、奥の女性がボランティアリーダーのYASAさん。(下)他のボランティアリーダーによる読み聞かせの様子。

(クキさんレポート 6)
手作り黒板のボランティアリーダーの一人にYASAさんがいる。彼女を私は、「マータラ肝っ玉母さん」と秘かに呼んでいる。彼女を見ていると、一つのグループに留まるのではなく、全部のグループに顔をだしては、そっと、他のボランティアリーダーの手助けをしている。この、「そっと」が彼女を肝っ玉母さんと呼んでいる由縁である。
彼女は、例の『手作り黒板』が作られた村のボランティアリーダーであるのだが、今回も彼女自らの意志で、ボランティアとして来て下さった。ボランティアが他の村でボランティアする。ボランティアのネットワークが創られていく。この「マータラ肝っ玉母さん」が多くの子ども(ボランティア)を育てていく」それも、『そっと』目立たずに育てていく。でも、『そっと』は、大きな音になり、その音がやがては、『平和の鐘』のように、マータラに、スリランカに鳴り響くと思う。それを鳴らすのは、ここ、スリランカの人々一人ひとりだと思う。そして、私がスリランカを去る時に、この鐘を私も鳴らしたいと思う。
スマトラ島沖地震津波救援募金にご協力下さい
 郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
 *通信欄に「スマトラ沖地震津波支援」と明記してください。
募金全体の15%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
CODE海外災害援助市民センター