*複数のMLに発信していますので、重複はご容赦下さい。
現地報告その3をお届けします。
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2005年1月2日
いよいよ今日は東部へと移動します。3日間の予定です。その内2日間は移動で
す。まさか本当に1日かからないだろうと正直思っていたのですが、本当にかかり
ました。今日の朝9時半にコロンボを出て、スリランカを横断したのです。最終目
的地のカルムナイに到着したのは夜8時半でした。距離的に考えるととてつもなく
遠距離なわけではないのですが、なぜ11時間もかかったかというとスリランカ中
部は山が連なっています。大自然に囲まれた山を越えなければいけないのです。
確かに山越えは細い道ですし、大変なのですが、あまりにも美しい自然に囲ま
れ、滝が多く流れ、猿が私たちを出迎えてくれ、それほど苦に感じませんでし
た。どちらかと言えば、それを超えてからのほうがただひたすら走るのみで大変
でした。また東部では昨日大雨が降り(スタッフの話では300ミリ/1日)、それが
洪水となって街を水浸しにしてしまいました。途中川が増水し、水が溢れている
ところを渡らなければいけませんでした。ただでさえ、衛生状態が津波によって
悪くなっているところを、このような洪水で水たまりができ、衛生環境をさらに
悪化させていると思われます。既に夜で、状況はよく見えなかったのですが明日
は被災地へ視察に行くので被害の状況がわかると思います。
斉藤スリランカ日記~哀悼の白旗~
コロンボ市内を走っていると、白い旗をつけて走っている車を見かけます。車
のみならず、バスやスリーウィラーという三輪車のタクシーにもついています。
ガイドがあの白旗はすべて市民が今回の災害に対して哀悼の意を表すものとして
つけているものだと教えてくれました。それはよく見てみると、家の軒先、街
中、店先などあらゆるところに白旗が取り付けられています。コロンボ市内だけ
かと思っていると、他の市でも一緒で国内すべての人々が今回の災害に対して、
悲しみを共有するという思いで白旗を揚げているということが感じられました。
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モルディブの海で「My wife!」と叫ぶ。
その時、僕を助けてくれたスタッフが「Is there your wife?(あれはお前の妻か?)」と叫んだ。
その声で我に帰った僕は、いつになく力強く(自分では少なくともそう感じた)「Yes,my wife!(そうだ、僕の妻だ)」と答えた。
すると僕を助