土曜日にエコさんの師匠、ロモ・マングンの地を訪ねました。川の名前がなんとCODE(チョデと読みます)川というそうで、運命を感じます。ロモマングンさんはスラムに住み込み、彼らと共に何が必要かをみつけだし、子どもたちが集まれるIBRARY機能を含んだコミュニティスペースを設置したそうです。今ももちろん、使われています。
その後、町をきれいにするだけでなく、暮らしを再建する活動を次々に起こし、賞をもらった時にその資金をもとに財団にし、銀行の利子で今でもその地域のメインテナンスが維持されています。エコさんはその地に長年通い続けていたそうで、地域の人たちからも信頼関係を持たれています。エコさんは20年近くロモマングンと過ごしたそうで、だからこんなにも筋金入りなんですね。エコさんからは多くのことを学びます。
日曜日は第2次調査団レポートの最後に紹介した笠原さんの村を訪ねました。その前に少し遠回りをして、石油会社やその他の企業が建てている本建設の村を訪ねました。この本建築は立派ですが、レンガが天井まで積み上がっているので、繋ぎが弱いとまた同じことを繰り返しそうです。ある団体(ジャカルタ資金の建設家組合みたいなものだそうです)の方針は、材料は提供し、工賃のみ本人負担ということで、集落の中でもどこの集落もゴトンロヨンが成り立っているわけではないので、ボランティアで建設するという発想に繋がっておらず、その工賃が払えない家は指をくわえてみていなければならない事態のようです。
「成長する家」プロジェクトも順調に進んでいるようです。
*インドネシアでは、24日くらいからラマダン(断食)の季節に入るので、それまでにできるだけ作業を進めたいようです。
(横山は今日ジャワを離れたので、プロジェクト速報は取りあえず2回で終わります。新しいニュースが入りましたら、またお知らせします)