7月末に第2次調査団が帰国して1ヶ月余り、現地ではエコ・プロジェクトが着々と進んでいるようです。所用で現地を訪れた横山から速報が入りましたのでお届けします。
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昨日、ボトクンチェンを訪ねました。驚くほどプロジェクトが進んでいて、たった2週間でこんなに進んでいるとはすごい! 6軒の大枠ができています。その他も基礎が終わったくらいで、いくつかのグループに分かれて同時並行に作業が進められています。
サイトを訪ねての感想ですが、この住宅再建という協働作業を通して、住民の団結力、特に青年たちのチカラを感じます。学校を卒業しても職がないという現状が一般的な中、村のためにチカラを合わせることで青年たちがとてもとても元気になっているように思います。この再建が続く限り、毎日がイベントのようです。火がつくまでは時間がかかるようですが、火がついた後は早いみたいです。とにかく、みんなが楽しんでいて、昼間からお祭り騒ぎ(アルコールはありませんが)です。プロジェクト開始以来、ずっとこんな感じだそうです。
エコさんがプロジェクトの開始段階で、C0DEとの関係性をただ資金をくれる団体というだけでなく、神戸の震災の経験をもとにこの被災地を応援したいというメッセージをこめてワークショップをしてくれたようです。特にお客様扱いもされず、自然に仲間に入れてもらえる距離感がとても心地よく、DINIさんのバイクに乗せてもらい、できるだけ村を訪ねるつもりです。
竣工式に何かイベントをするのがこちらの文化のようですが、集落長のスギマンさんの話によると特に何をするか探しているようです。
途中、中断していた川魚の養殖も、このプロジェクトを機会に、先への希望が出てきたみたいで、修復が始まっており、また元通りの暮らしに向かって、暮らしの再建ができていきそうです。これこそが最初の一歩なのですね。