11日ぶりに男性が救出された一方で、ハイチ政府は救出活動の打ち切りを発表した。また13万人が首都からすでに脱出をしたようだが、一方「ハイチの将来のためには、私たち若者たちが動かないといけないと思う」と、大学生や20代から30代の若者が集まり、ボランティア集団「戦略・行動・若さ」(SAJ)をつくり、救援活動をはじめている人たちも表れた。
昨日の関西在住のハイチ人「Chacha(シャシャ)」からの感動的なメッセージが届いたかのような、被災地ハイチの動きです。朝日新聞によると、SAJは海外から続々と集まる支援物資の担い手は国連や大規模NGOで、「ありがたいが、援助活動から疎外されている気がする」と、ハイチ人の組織は影が薄いと嘆いている。
一方で、首都ポルトープランスの中心部の広場で1000人のミサが行われ、牧師は「地震で亡くなった人もいる。私たちは涙も流した。けれども、生きていることを神に感謝しよう」と呼びかけた。(25日、毎日新聞)
いま、SAJに集まる、一人ひとりの小さな救援活動は、決して埋もれてはいけない。海外からの支援に入っている関係者はそのことに最大限の配慮をする必要がある。ミサに集まった1000人は、お祈りをあげているが、それはまず「一人ひとりの被災者が、自分で自分を助ける援助活動」だと思う。つまり”自助”だ。
15年前に私たちが共有できた「人間一人では生きていけない!」という原点を、ハイチの被災者とその周辺のボランティアは同じように、共有しようとしている。
でもハイチの人たちの行動は、世界中の人たちを共感させた。世界中のアーティストたちは、いま「ハイチを救え!」と立ち上がっている。被災地KOBEのあちらこちらで「ハイチを救え!」と募金活動が展開されている。
是非、まずメディアに訴えたい!! ハイチを伝え続けて欲しいと。
昨日、クワテモックから「やっとサントドミンゴに着いた」とメールがありました。陸路でハイチの首都ポルトープランスに向かうでしょう。現地からのメールを待ちましょう!。
ハイチ地震レポートNo.14
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