【写真】ムザファラバード |
3月 ムザファラバード
毎日、大学グランドのテント村に通っていると、子どもたちは顔を覚えてくれる。「Hello!!」「How are you?」と声をかけて握手を求めてくる。
そして、手をつないでずっとくっついてくる。
「変な外国人が毎日来ている」と思っているのか、写真を撮ってほしいのか、大勢の子どもたちに囲まれる。
今日は通訳であるマリック君がイスラマバードに行って不在だったので、子どもたちと身振り、手振り、片言のウルドゥー語で会話してみた。一人の子は山の手の村から、もう一人の子はタルカバードという近郊の小さな街など、あちこちから来て、このテント村で知り合って仲良くなったようだ。
と、突然、背中に強い衝撃が・・・。
髪の毛がボサボサで裸足の女の子が「頭突き」で体当たりしてきた。
痛かった・・・。
よく見ると、その他の大人や子どもたちにもゾウリでたたいたり、体当たりしたりしている。近くにいた大人が「あの子は、地震後にあんな風に精神的におかしくなっちゃったんだ」と教えてくれた。
震災が奪ったものがここにもあった。
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