パキスタン北東部地震 第12報

 パキスタン北東部地震でCODEが支援する、アフガニスタンのカウンターパートであるラフマンさんから連絡がありましたので、以下に報告します。
 ラフマンさんの知人であるRehmat Shahさんは、パキスタンのイスラマバードに到着しました。最も被災した地域はカシミールのとくにMuzaffarabadであると言っています。彼のメールによると、他にAbbottabad, Manshra, Balakot, Rawalkootも大きな被害に遭い、全員がパサン族(パキスタン西北部とアフガニスタンとの国境地帯の部族)です。そのうえ、SwatのChakisar, Shanglaも被災していて、彼らもパサン族です。
山奥の村では援助物資がなかなか届かない為、山奥で被災した人々は町に大勢集まっています。しかし、町でも食料が不足しています。
また、現地では余震が何回も発生しています。19日は朝7:40と断食の間の14:00と17:50にも発生し、合計3回の余震がありました。18日は朝の2時と3時に3夜立て続けに余震が発生しています。朝方には10℃を切り、今後冬季に入ると、さらに気温が下がることが予想されます。周辺の山にはすでに雪が降っています。
 今後もCODEは、アフガニスタンのラフマンさん、そしてインドのジャンム・カシミール地方で活動しているSEEDSと連絡を取りながら支援していきます。また現地から報告が入り次第、お知らせ致します。
 「とちぎボランティアネットワーク(Vネット)」と「災害ボランティア オールとちぎ」が主催でパキスタン地震の被災地を支援する募金活動を実施します。集めたられた支援金は、CODE海外災害援助市民センターとシャンティ国際ボランティア会(SVA)を通して、復興のために使われます。皆様のご協力をお願いします。
 日  時:2005年10月29日(土)、30日(日)
      10:00~16:00
 活動場所:栃木県宇都宮市大通り 二荒山神社前付近
「パキスタン北東部地震」救援募金にご協力下さい
 郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
 *通信欄に「パキスタン地震」と明記してください。
募金全体の15%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます
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CODE海外災害援助市民センター