ミャンマー・サイクロン被災者支援ニュースNo.4

昨日の毎日新聞夕刊1面トップで、衝撃的な記事がでています。「親
失った子ども2000人 人身売買業者が暗躍」また、ミャンマー軍事政権
の発表では「死者7万7000人」とも。
いつも大規模災害ではこうした目を覆いたくなるようなことが起きること
は事実です。2003年12月に発生したイラン地震の時にも、1週間後に
入った被災地バムの周辺では人身売買が横行しているという話は聞い
たことがあります。
さて昨日に続いて、CODE翻訳ボランティアによるCAREの情報源から
の続きです。(2008/5/13)
— Myaung Mya郡区にはおよそ1万人の生存者の避難所となっている
27のキャンプがある。そのひとつをNayが訪れている時には、隣の家が4
人の家族ごと地面からひきちぎられて吹き飛ばされるのを目撃した男性
に出会った。数分後には彼の家も洪水によって土台から押し流されて、
彼と家族は急流に漂った。彼らは水が引くまで木にしがみついて何とか
生き残ることができた。
 CAREはデルタの生存者たちに、安全な水と衛生設備を提供するよう
動いており、WFPを通した食料提供を確実にしている。ヤンゴンでは、子
供用のTシャツ、サロン(腰布)、下着、蚊帳、プラスチックシート、毛布、
料理や食事の道具、ガスライター、歯ブラシ、歯磨き、バケツなどの食料
品以外のものを集めており、梱包して今週はじめにもトラックでデルタ地
帯へ運ぶ予定である。—
今、思い出したのですがご存じのようにCODEが継続している「アフガ
ンニスタンぶどう畑再生プロジェクト」のフィールドを決める二次情報源
は、こうしたUNOCHAに拾われている情報でした。
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