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ミャンマーナルギスHuMA救援プロジェクト報告会 無事終了!

昨年5月に発生したミャンマーナルギス災害に対して、CODEは鵜飼先生が理事長を務めるHuMA(ヒューマ:災害人道医療支援会)を通して支援を行いました。
3月19日に当会事務所で行われた鵜飼先生の報告会は、12名(新聞記者、NGO、JICAなど)のご参加の元、無事終了致しました。
その報告の一部を、ここで皆さまにお届け致します。
(なお、報告会終了後の懇親会も盛り上がりました♪)
1.ミャンマー・サイクロン「ナルギス」とは
・発生:2008年5月2日~3日
・被災人口:約240万人
・死者・行方不明:約13.9万人 家畜被害大
・主な被災地:ミャンマー南部エラワディ管区エラワディ川デルタ地域~ヤンゴン管区
・ミャンマー史上最大の災害(暴風と高潮)
2.支援活動実施地:
エラワディ管区モウラミャインチュン地区
エラワディ管区の特徴:人畜共生、簡素な住居、水路が細かく張り巡らされた列状村、水牛による農耕、陸路の移動よりボートを利用した水路移動が主
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・被害の状況:
ハード面:住居倒壊、公共施設倒壊、交通遮断
ソフト面:人的被害(死亡・負傷・心理的ショック)、生活用品・食料・薬・生活手段(ボート・家畜・種)損失
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3.支援活動の流れ
・5/17~(サイクロン二週間後):活動実施のための調査・準備に奔走。
*各種困難:外国人による直接支援の禁止。国民投票実施(5月24日)完了後にしか大規模な支援活動は受け入れられず。新規参入団体は活動実施のために既存の団体と覚え書きを交わす必要あり。海外からの送金が困難。
・8月~:保健施設再建に関し、IOM(国際移住機関)と覚え書きを交わす。現地スタッフ雇用、現地調査など活動開始。
・11月~:井戸建設に関し、地元NGOと覚え書きを交わす。
・12月:着工→2009年2月初:竣工・引き渡し
4.支援の成果
①保健施設:村人にとって最も身近な保健施設である「SHRC(簡易保健所・通常、助産師一名が常駐)」が再建され、病気になった時の不安から解放された。
②井戸:安全な水へのアクセスが可能となった。(死体や農薬が混入した川の水を、飲み水に利用せずにすむ。水の入手が困難であった乾季にも水が得られる。)
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鵜飼先生より:「CODEの資金のおかげで、当初想定していなかった、村人のニーズが高い井戸建設を行うことが出来た。感謝します。」
以上
*HuMAとは:
・設立:日本国際緊急援助隊医療チームのメンバー中心に2002年6月設立
・活動:災害人道救援医療(国内外)・災害医療のサイエンス研究・災害医療教育・研修の充実
・会員数:410名 (2009年2月現在)
・ホームページ:http://www.huma.or.jp