ミャンマー・サイクロン被災者支援ニュースNo.3

以下の情報は、CODE翻訳ボランティアによるものです。
<情報源:CARE 、2008/5/13>
生存者が語るサイクロン・ナルギスの恐怖
CAREの緊急チームは腐敗していく死体がイラワジデルタの残骸の山の中に散
らばる悲惨な光景を伝えている。現在の一番の問題は病気である。CAREスタッ
フの1人Nay Myo Zawは現地でいくつもの生存者の悲痛な話を共有した。
イラワジデルタの主要な都市であるPathein の高校に避難している600人の生
存者に毛布を配布している時、Nayは人生がまったく変わってしまい悲痛に打ち
ひしがれている漁師に話しかけた。サイクロンの前には、彼には妻と3人の子供
がいて5人家族だった。しかし今は誰も生き残っていないと涙ながらに語った。
非難していた別の男性は、1人息子を失ったと語った。サイクロンが村に突進し
てきたとき、彼の家族は必死に家財を守ろうとしていた。嵐の一番ひどい時に、
彼の8才になる息子は家から走り出て、豚の餌やり用のバケツが飛ばされるの
を止めようとした。その時、水が押し寄せてきて流れに押し流されてしまった。男
性は死にもの狂いで息子を助けようとしたが、洪水は余りに強く、彼はどうするこ
ともできずに息子が押し流されていくのを見ていた。彼の妻と娘はどうにか生き
延びたのだった。
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