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チリ地震救援レポートNo.1

チリ地震救援活動を立ち上げます!!
「CODE海外災害援助市民センター」は、2月27日未明(現地時間)に発生した「チリ地震」における被災地および被災者に対する救援活動を開始します。具体的には、まずさらなる情報収集および募金活動の展開です。(阪神・淡路大震災以後、全国のみなさまのご支援のもと、被災地の市民とNGOを中心に立ち上げた救援活動はこれで47回目となります。)
去る2月27日、M8.8の大きな地震がチリを襲いました。地震で影響を受けた人数は200万人とも言われています。また、未だに建物の下敷きになり、約50人が生き埋め状態であるという報道もあります。
また、報道によると「略奪」も起こり、治安維持のため軍隊が出動したとのこと。一刻も早く落ち着きを取り戻し、「略奪」という悲しい行為が行われないように支援をしていくことが重要だと考えています。
また、チリは世界有数の地震国で厳格な耐震基準が決められ、防災教育も徹底しているという情報も入っていますので、被害家屋については正確な調査発表で判断するのがよいだろうと思います。
なお現在は、続々と各国が支援に名乗りを挙げている状況です。日本政府は1日、国際緊急援助隊医療チームの派遣を決定しました。またジャパン・プラットフォームも支援を決定されました。チリ・バチェレ大統領は、「過去に経験のない規模の大惨事」と述べ、けが人を路上で治療する簡易治療施設や、被害調査の専門家などが不足しているとして、一部について国際社会の支援受け入れを表明しております。
CODEとしては、募金活動を展開しながら、複数の情報源より可能な限り被災地の状況のわかる情報収集を行い、現地の信頼できるカウンターパートと共に、適切な支援活動を展開します。なお、情報についてはUNOCHAのリリーフウェブの翻訳も随時していきますのでCODEのHPワールド・ボイス(http://codeworldvoice.seesaa.net/)も見て下さい。
振込口座:郵便振替 00930-0-330579
     加入者名 CODE
     *通信欄に「チリ」と明記してください。
なお、皆さまから寄せられたご寄付の15%をCODEの管理運営費に使わせて頂きます。
CODE事務局長 村井雅清
<以下基礎データ>
チリ大地震
発生時間:2010年2月27日 午前3時34分(日本時間 午後3時34分)
震  央:チリ中部コンセプシオンの北東約115km 
      (首都サンティアゴから南南西約340km)
     (タルカの西南西99km)
規  模:マグニチュード8.8 深さ35km
     余震 マグニチュード5を超える揺れを100回以上観測
     津波によって多数の被害が出ている模様
    (コンスティトゥシオンなどの沿岸部など)
死  者:711名(日本時間3月1日午前、チリ国家非常事態局局長発表)
被災者:約200万人
被害家屋:150万戸