【写真】(上)大学グラウンドのテント村 |
【写真】(上)テント村に住む子どもたち |
3月8日 ムザファラバード
前回訪れた大学グランドのテント村に行ってみた。半分は完全に空き地になっていて、もう半分にテントが密集していた。英語の話せるマリックくん(20代)に出会う。彼自身も家族と共にこのテント村で暮らしている。家は近郊のタルカバードという街にあり、全壊したそうだ。彼が言うにはこのテント村には85世帯、約1000人が暮らしていて、相変わらずひとつのテントに二家族が入っているという。元の村に戻ったりと、このテント村を出た人も多い。一、二か月前がとても寒かったと。
今月末にはここを出て、政府が用意する場所へ移転しなければならない。また政府による一時金25000RS(約5万円)は先月やっと受け取ったそうだ。新しく家を建設する際、政府の決定した耐震構造を採る場合は25000RSが支払われる事になっているが、テント村を出て、家をすぐに建てられる人がどれだけいるのだろうか。元暮らしていた場所(山の斜面など)に再び家を建てる事が出来るのか。
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