パキスタン北部で強い地震 第2報(10/9)

 アフガニスタンのカウンターパートであるラフマンさんより、昨夜遅くに第2報が来ましたので、ご報告します。
 8日午前にマグニチュード7.6の強い地震が、インド、パキスタン、アフガニスタン、中国、タジキスタンで発生した。その中でも大きな被害を受けたカシミール地方はパキスタンとインドに部分的に属している地域である。
 地震後12時間経った時点での情報によると、パキスタンのカシミールで760人が亡くなり、インドのカシミールでは140人が亡くなったが、被害数はさらに上がる模様。アフガニスタンのいくつかの地域では、いまだに電話がつながらず、道路が遮断されているので、情報が得にくく正確な情報を得るには時間がかかる。
 アフガニスタン政府も被災した村の情報を得るのに苦戦しており、パキスタンとの国境でカブールの東にあるNingerhar州の4つの地域が被災したという情報のみである。
 
CODEは今後も海外のカウンターパートである、アフガニスタンのラフマンさん、さらにインドのSEEDSのマヌさんと連絡を取っていく予定です。
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 HuMA(災害人道医療支援会)からの情報によると、ジャパン・プラットフォームとしてはこの件に関する出動の承認がなされ、参加NGOからはピースウィンズ・ジャパン、日本紛争予防センター(JCCP)が派遣決定。日本レスキュー協会が出動準備中、難民を助ける会、ワールドビジョン・ジャパンが情報収集中との事です。
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 詳細な各国の地震の現状と各機関の対応については、国連人道問題調整事務所による現状レポート(UNOCHA Situation Report)の邦訳をhttp://www.code-jp.org/wv/に掲載してありますので、ご覧下さい。
CODE海外災害援助市民センター 事務局