以前、本レポートで紹介しました「MOTTAINAIやさい便」の名づけの親であり、野菜の調達者でもある“ヤマケンさん”こと山本健一さんが、いつも丹波市、丹波篠山市の有機農家さんを回っています。その中の丹波市氷上の有機農家さんから下記の感謝レターが届きましたのでみなさんと共有したいと思います。
丹波市で有機農業を営んでいる、井上陽平と申します。私はいわゆるIターン農業者で、就農して23年目を迎えます。当時は「消費は美徳」と言われ、次々に開発が行われ、世の中がどんどん便利になり、発展していることが実感できました。一方で、物が大量消費され、世の中の環境が次々に損なわれていることに危機感を感じていました。
有機農業のある社会こそが、新しい世の中と感じたことが就農を志したきっかけでした。
農業を続けられることに喜びを感じますが、やはり経営している以上は余剰な野菜ができたりします。今回、山本さんにお出会いし、必要としていただける方に野菜を提供させていただけることを嬉しく思います。畑と野菜と山本さんをはじめ関係者皆さんに感謝です。
というメッセージです。以前ヤマケンさんから、「MOTTAINAIやさい便の逆転の発想。やさい便は人と人と人をつないでいる。野菜農家…野菜を受け取る人、そして私をつなぐ。私は丹波で若手農家の手伝いをする。毎週1~2回の農作業をしている。だから、農家の野菜の生育状況がすべてわかる。どこの農家に、どんな「MOTTAINAIやさい」があるかわかる。農家の人と仲良しになった。ときには農家に泊めていただく。私は軽トラに自分の布団を積んでいる‼️」
というメッセージが来ていたのを思い出しました。まさにMOTTAINAIやさい便は、人と人と人をつないでいますね!みなさんに感謝!
(村井)
*MOTTAINAIやさい便へのご協力お願いいたします。
MOTTAINAIやさい便では、新鮮な野菜をお届けする中で見えてきた問題やニーズに対してもサポートしています。
自転車の提供、通訳、引っ越し、傾聴などのボランティアに学生さんなどにかかわってもらっています。
ご寄付は、野菜の購入だけでなく、運送代やボランティアの方の交通費などにも活用させていただいています。
ぜひご協力お願いいたします。