あの日から半年が過ぎました。
ここのところ全く情報を更新していなかったのですが、ドクタークラウンについて少しばかりか講習を受け、国内の実情について学んでいました。とはいいつつも、プロからすれば本当に垣間見たような程度でしょうが。
実はこの講習を受ける中で、塚原成幸さんという方にお会いしました。この方はドクタークラウン界では知らない人はいないでしょう。
経歴を見ると15年前の阪神淡路大震災の発生後、主に「まちづくり」活動を神戸で行っていた、ということがわかります。
情報としてはイタリアに行く前から知っていたのですが、実際にお会いして震災に思い入れがあることを聞くとやはり驚きました。
さて、短い時間でしたが、イタリアのクラウン事情についても聞いて参りました。
「組織だった強固なネットワークが存在するわけではなく、多種多様な主体が多種多様なフェーズで活動している」
「もともと文化の素地としてクラウンがあるので、一般の人々も関わりやすい活動である」
「各国によってクラウンのあり方は違って、イタリアのクラウンがそのまま日本に適するわけではないし、その逆もまたしかり」
大事なポイントは以上の3点だと思います。
この点を踏まえつつ、CODEとしての支援を探っていくつもりです。
半年以上時間が経っているので、こころのケア分野のいわゆる幻滅期に入っています。現在のクラウンがどのよな状況であるか、近々お知らせしたいと思います。