チリ地震救援レポート4

チリ地震被災地のコンセプション市に入ったI さんから現地の状況が送られてきましたので、ご紹介します。2月28日に日本を発って、アルゼンチン経由アンデス山脈越え陸路でチリ入りし、3月4日にコンセプション市に着いたそうです。
・倒壊家屋:鉄筋コンクリートの建物で完全に崩壊しているのは、本日見た範囲ではこの15階ビルのみだったようです。レンガ造りの家屋は倒壊しているものも認められました。
・救出活動のひと段落:マスコミで報道されているものと思いますが、15階ビルが倒壊し救出作業が行われておりました。現在はこの建物も含め、救出活動はひと段落のようです。
・略奪は収まっております。軍隊が治安維持に出動し、店舗の前などに銃を持って立っています。また、夜6時から昼12時まで外出禁止令が出されています。外出できるのは日中の6時間です。
・物資の不足:引き続き物資は不足しています。数少なく営業している小売店やガソリンスタンドの前には市民が列を作っております。1時間ほど車で走り隣町まで行くと物資は豊富です。
・現地報道によれば海岸沿いに津波による被害も発生しているようですが、道路事情が悪くたどり着けそうもありません。

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