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No.16「ヤンゴンからマンダレーへ向かう」

現在ミャンマー・タイ地震を受け、昨日9日からCODEスタッフ2名をミャンマーに派遣しています。以下、現地からの報告です。

 昨晩(9日)、ミャンマー・ヤンゴンに到着し、今朝、ミャンマーの関係者と打ち合わせを行いました。一人は、渡航前から様々な情報提供やNGOとの調整を行ってくれたLさん。もう一人は神戸のYさんに紹介していただいたヤンゴン在住の通訳さんTさん。この心強いお二人と共にマンダレーの被災地に向かいます。お二人とも人が人をつないでCODEと出会いました。ミャンマーの普通の市民と共に被災地で活動できる事を楽しみにしています。
 打ち合わせでは、被災地で今、必要としている雨対策用のプラスティックシート、ブランケット、蚊帳をマンダレーのNGOの拠点に送る調整をし、マンダレーまでの移動手段を検討しました。
 現在、マンダレー空港は再開しましたが、ちょうどこの時期、正月の水かけ祭りの大型連休でマンダレー行きのチケットが取れない事もあり、NGOの車をチャーターし、陸路で約10時間かけてマンダレーをめざします。本日(10日)深夜にはマンダレーに到着すると思います。

(吉椿)

CODE海外災害援助市民センター
〒652-0801 神戸市兵庫区中道通 2-1-10
tel +81(0)78-578-7744
fax +81(0)78-574-0702

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*募金全体の25%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます。
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No.15「紛争地で大災害が起きるということ」

ミャンマー現地のボランティアたちからの情報によると、「被災地では家屋の壊滅的な被害から多くの被災者が路上生活を余儀なくされている。その人たちのための公衆トイレと入浴施設が必要だ」と言っています。
また、「サガイン州では、市内には物資が届き始めているが、遠隔地の農村は支援は届いておらず、地震の影響で井戸も完全に干上がっており、人道危機は非常に悪化している」と地元メディアが伝えています。
ミャンマー国軍は、停戦を発表しましたが、未だ一部の地域では戦闘が続いているといいます。

被災地全体の状況を誰が把握し、どのように緊急支援を展開し、復興に向けて計画を立てていくのか、誰も知らないように見えます。紛争地で大災害が起きるとこのような状況になるという事です。アフガニスタン、ガザ、シリア、ウクライナ。。
平和である事がいかに大切かが問われています。
(吉椿)

**********
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4月26日 ミャンマー・タイ地震 報告会のお知らせ

CODEは4月9日から17日までミャンマーの被災地にスタッフ2名を派遣し、現地NGOと共に救援物資の提供や中長期的な復興支援に向けた調査を行います。帰国後、派遣スタッフ2名より現地の様子や課題についてお話します。
現地の生の声を通じて、私たちにできる支援を一緒に考えませんか?ご参加お待ちしてます。

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日時:4月26日(土)14:00~16:00
場所:神戸市男女共同参画センター(あすてっぷKOBE)セミナー3
(神戸市中央区橘通3-4-3)
*オンライン参加可能
申し込み:写真QRコードもしくは以下のフォームより
https://forms.gle/WA9sq4LQFMf5RiBt7
参加費:無料
対面参加:定員45名

オンライン参加の方は4月24日(木)までにお申し込みください。
25日(金)にメールでZoomのURLをお送りさせていただきます。

No.14「5日から暴風雨、救援にも支障」

マンダレー市やサガイン州の被災地では、昨晩(5日)から暴風雨に見舞われ、簡易テントが飛ばされたり、屋外で寝ている被災者は移動を迫られたり、救援にも支障が出ており、非常に苦しい状況に置かれています。
 この時期のミャンマーやタイは暑期と呼ばれ最も暑い時期です。そして5月下旬頃から雨期に入り、激しいスコールが降り、衛生状況の悪化により感染症の流行が懸念されます、
 今後の季節を考えると、被災者が風雨をしのぎ、安心して暮らせる仮設住宅のようなスペースの確保が急務となりますが、国軍政府と反政府勢力による対立によって組織的な救援は行われていないのが現状です。
 3月5日時点での被害は、死者3445名、負傷者4840名行方不明214名となっており、この地震の影響を受けている人は約1700万人に上ります。

(吉椿)

写真は現地メディアより

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No.13「被災地では日中40℃近くの暑さ」

3月28日の地震発生から1週間が経ち、犠牲者は増え続けています。
4日時点で、死者3301名、負傷者4792名、行方不明者221名とミャンマー国軍が発生しています。
マンダレーで活動している地元NGOのJさんからの情報によると、「マンダレーで食糧は多少調達できるようになってきたが、マットレスや蚊帳が必要だ!」と教えてくれました。被災地では、日中は40℃近くなる中、未だ多くの人たちが硬い路上で虫に悩まされながら寝ている状況が続いています。
ミャンマー国軍の司令官はバンコクでの国際会議で国際社会へ支援を呼びかけた。他方、日本では、4日、超党派の「ミャンマー民主化運動を支持する議員連盟」の緊急会議が開催され、国軍と対立する国民統一政府(NUG)やUNDPなど国連から報告を受け、支援計画などが議論されました。
最大の被災地であるマンダレーやサガイン州は、NUGなど反政府勢力の影響が強い地域であるが故に、入境の際に国軍による救援物資の厳しいチェックがあるという。
この100年で一番の大災害という状況で、政治的な思惑よりも被災者救援に全力を注いでもらいたい。(吉椿)

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No.12「地震から1週間 未だ被災地は混迷」

3月28日にミャンマー中部で発生したM7.7の地震から1週間が経ちました。犠牲者の数は増え続けており、4日時点で、死者3,145名、負傷者4,589名、行方不明者221名とミャンマー国軍が発表しています。

被災地では依然救援が追いついておらず、多くの被災者には救援物資が行き渡っておらず、未だ多くの人が路上で寝ている状況で、現地の関係者は「組織的な救援が全く行われていない」と嘆いています。
震源に近いサガイン州の市街地では9割近くの家屋が被害を受けていますが、外部からの救援が未だほとんど入っていないようです。
昨日、ミャンマー国軍も停戦を発表しましたが、未だ戦闘が行われている地域もある、被害の甚大なサガイン州に入る救援物資を妨害しているという情報もあります。
1週間経っても未だ被災地は混迷を極めています。

CODEは9日にスタッフをミャンマーの被災地に派遣して、現地NGOと共に救援物資の提供や中長期的な復興支援に向けた調査を行います。
引き続きご支援、ご協力お願いいたします!
(吉椿)

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No.11「ミャンマー現地にスタッフを派遣します」

ミャンマーの被災地にスタッフを派遣します!!

No.10のニュースでお伝えしたようにミャンマー軍事政権も停戦に合意しました。
また、現地のNGOからも被災地までの安全を保証するとの連絡も来ました。
よって、来週初め頃にCODEのスタッフ2名をミャンマーの被災地に派遣いたします。現地のNGOを通じて緊急救援物資の提供とその後の中長期的な復興支援の調査を行う予定です。

ご支援、ご協力よろしくお願いいたします。

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No.10「軍事政権が停戦を発表」

 ミャンマー中部で発生した大地震から1週間、被害の全容は未だ分かっていません。2日、ミャンマー軍事政権の発表によると、死者3003名、負傷者4639名、行方不明351名になっています。
 また、軍事政権は、救援活動を優先するために22日までの3週間、停戦をすると発表しました。
軍事政権と対立する国民統一政府(NUG)は、すでに2週間の停戦を発表し、少数民族勢力のアラカン軍(AA)、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)、「タアン民族解放軍」も停戦を発表しています。
当初、軍事政権は反政府勢力からの停戦を拒否し、震災後も空爆や被災市民への弾圧を続けていましたが、国際社会からの批判やミャンマー市民からの不満噴出の恐れからか昨日、停戦に合意しました。
ただ、現実的にどこまで戦闘停止が実現するかは不透明ですが、国内外の支援機関と共に被災者支援に全力を注ぐ事を期待します。(吉椿)

No.9「救援に困難を極めています」

3月28日の地震から5日が過ぎ、犠牲者の数は増え続けています。4月2日現在では、死者2,719名、負傷者4,521名、行方不明者441名とミャンマー国軍が発表しています。また、マンダレーでは少なくとも3,560棟以上の家屋が被害を受け、28の病院に被害が出ています。

ミャンマーの被災地では依然として厳しい状況が続いています。現地からの情報では、外部からの支援もまだ届いていない場所も多く、水、食料、マスク、医薬品などが圧倒的に不足しています。
住民は政府の支援が十分でないため、住民自身が自費で重機を雇って救助活動を行ったり、被災者への物資提供を行っています。圧倒的な公助の不足により、住民同士の共助のみというのが現状かもしれません。
交通に関しては、被害の甚大なサガイン州へは道路の被害で大型車両は通行できず、小型車とバイクのみが通行可能との事です。サガイン州とマンダレーを結ぶ2つの橋も被害を受けています。
インターネットの通信が不安定な状態で情報が十分に入って来ない状況が今も続いている事から救援に困難を極めています。
(吉椿)

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No.8「ヤンゴン近郊の住民の声」

3月28日に発表した地震から3日以上が過ぎ、犠牲になった方は2056名、負傷者3900名以上という被害になってしまいました。未だ行方不明者が270名以上はいると言われています。

ミャンマーのヤンゴン近郊に住むTさんからの情報によると、「重機が全く足りておらず、救出されていない人がまだ沢山いる」と言っているように今後も犠牲者の数は増えていくものと思われます。
また、「きれいだった水が濁ってしまい、飲料水がない」「多くの市場や店が倒壊してしまったので、食糧や水がない。お金より物資が必要だ」「建物が怖いので、多くの人は外で寝ているため、マットレスや虫よけが必要だ」と切実な状況を教えてくれました。

タイ・バンコクの倒壊したビルでも捜索活動が続けられていますが、13名(バンコク全体では19名)が犠牲になり、未だ74名の安否が確認されていません。

中国やロシアなどの外国の救援隊はいち早く現地に入り、捜索活動を行っていますが、台湾の救援隊はミャンマー当局から許可が降りずに待機中のようです。民間でも、地元のNGOや海外のNGOは被災地の現場に入る事さえも難しい状況が続いています。
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写真:ヤンゴンのTさんより