昨日、28日にミャンマー中部マンダレーを震源とするM7.7の地震の被害が拡大しています。ミャンマーだけではなく、タイや中国雲南省でも被害が出ています。
中でもミャンマーを渋滞する約1000kmのサガイン断層が動いた事で中部最大の都市、マンダレー市(人口約150万人)や首都ネピドーなどで、死者153名、負傷者732名、複数の家屋倒壊、橋の崩落などの被害が出ている模様です。今も多くの人たちが倒壊家屋の中に閉じ込められているようです。
ミャンマーでは、マンダレーやネピドーだけではなくサガイン管区、マグウェ管区など6つの地域で非常事態宣言が発令されています。
ミャンマーでは、2021年2月の国軍によるクーデター以降、市民への弾圧、情報統制などが起きており、この災害でもその影響が懸念されています。
その他、タイのバンコクでは、液状化も発生しているようです。また、建設中のビルの倒壊などにより10名が犠牲になり、22名が負傷、未だ101名の安否が不明で捜索中のようです。
現在、タイ北部に滞在中のスタッフと共にタイやミャンマー、中国雲南のNGOを通じて情報収集しています。
(吉椿)
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