【写真】(上)金曜日のテント小学校 |
【写真】(上)ムニールさん(左から二人目)とガラット村の人々 |
3月 バラコット
金曜日のテント小学校は一日歌を唄って過ごす。
春の陽気でテントの中は暑い。約40人の生徒の中には弟を子守している女の子もいる。一人、二人ずつ前にでて恥ずかしそうに思い思いの歌を唄う。知っている歌は皆で大声で唄う。春の陽気でテントの中は暑い。弟を子守している女の子もいる。彼ら彼女らの幼い心はこの震災をどのように受け止めているのだろうか。あの子たちの未来にとってより良い復興をただ希うばかりだ。
ムニールさんは今は地震で全てを失ってしまったが、実は震災前の自宅は部屋が32もある二階建ての豪邸?に住んでいた。今はガレキになった広い敷地が、それがあながち嘘ではない事を思わせる。これからこの敷地に三つの小屋を建てるという。角材は友達の業者から買うそうだ。山の斜面に見えるマツの森林は国有林で当然伐採する事は出来ないが、業者は夜中にこっそり伐って来るそうだ。当然違法である。ムニールさんも政府から25000RSをもらっているが、
「そんなもん今住んでるシェルターの費用と生活費であっという間に無くなったよ」と言って笑っていた。
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