モロッコ地震では、日本の震度でいうと震度5強から6弱の揺れにより、山岳部の数百の村が壊滅的被害を受け、3000人以上が死亡し、5万棟以上の住宅が倒壊し、30万人以上の人が住宅を失っています。
揺れの割に被害が大きいのは。耐震性のない日干し煉瓦の組積造で町や村が構成されており、それが瓦礫のヤマ状態に圧し潰されたからです。貧しい国の宿命が被災結果に表れています。
歴史都市のマラケシュは、建物が壊滅したという状況ではないものの、文化財も含めた大きな被害が出ているとのことです。ただ人的被害の多いのは、その南方の山岳部の多くの集落が壊滅状況にあるといわれています。
にもかかわらず、「過度の支援が入ると混乱するという理由」（日本のどこかでもよく聞いた言葉）で、支援を受け入れているのはスぺイン、イギリス、カタール、アラブ首長国連邦などの国に限られ、複雑な政治状況からフランスやアメリカが入れず、震災支援経験豊かな日本、トルコ、台湾なども支援に入れていません。
支援が行き届かないため、多くの被災者が雨と気温低下の脅威に晒されています。加えて、現地の写真等被災の報道が少なく、結果として支援の遅れを加速しています。支援の遅れがさらなる支援の遅れを生む状況にあります。
私たちCODEも組積造の耐震強化の技術支援などに入りたいのですが、CODEに寄せられた寄付がとても少なく、再度しっかり皆さんに寄付をお願いして、今そこに命の危機にある被災者の力になりたいと考えています。
トルコシリア地震と共にモロッコ地震の支援にも協力ください。
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モロッコ地震支援にご協力お願いいたします！
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支店番号：642
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