No.2「災害時のタリバン」

アフガニスタン東部のホスト州、パクティカ州で大きな被害を出した地震ですから5日が過ぎ、被災地ではタリバン暫定政権や国連、NGOによって救援活動が行われていますが、様々な課題が見えてきています。被災地は山岳部で地震によってアクセスが難しくなっています。また、救援物資も水、テント、医薬品が不足しているようです。そして多くの被災者は余震を恐れて屋外で生活しています。その数は800世帯に上ります。

CODEのカウンターパートのFさんは「タリバンには人々を助けるスキルや能力はありません。救援隊はパキスタン、インドから被災地に来ています。パシュトゥーン人やタリバンの一部は被災地パクティカ州出身なので、積極的に支援しようとしていますが、他の地域だったらそんな風には支援しないでしょう」と語ります。災害時にタリバン暫定政権のあり方が見え隠れしています。
(吉椿)

*CODEは現地のカウンターパートなどを通じて被災者支援を行います。ご支援、ご協力お願いいたします。
ご寄付はこちらからお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)