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No.2「災害時のタリバン」

アフガニスタン東部のホスト州、パクティカ州で大きな被害を出した地震ですから5日が過ぎ、被災地ではタリバン暫定政権や国連、NGOによって救援活動が行われていますが、様々な課題が見えてきています。被災地は山岳部で地震によってアクセスが難しくなっています。また、救援物資も水、テント、医薬品が不足しているようです。そして多くの被災者は余震を恐れて屋外で生活しています。その数は800世帯に上ります。

CODEのカウンターパートのFさんは「タリバンには人々を助けるスキルや能力はありません。救援隊はパキスタン、インドから被災地に来ています。パシュトゥーン人やタリバンの一部は被災地パクティカ州出身なので、積極的に支援しようとしていますが、他の地域だったらそんな風には支援しないでしょう」と語ります。災害時にタリバン暫定政権のあり方が見え隠れしています。
(吉椿)

*CODEは現地のカウンターパートなどを通じて被災者支援を行います。ご支援、ご協力お願いいたします。
ご寄付はこちらからお願いいたします。

No.1「アフガニスタン東部地震の救援を開始します!ご協力お願いいたします!」

6月22日午前1時30分(日本時間6時)、アフガニスタン東部のホスト州州都ホストから約44㎞の地点を震源とするM6.1の地震が発生しました。深夜に襲った地震だったことから多くの人が家屋の下敷きになり、被害が拡大しています。

東部パクティカ州のGiyan地区、Barmai地区、ホースト州のSpera地区の被害が甚大で、現在のところ死者1000人以上、負傷者3000人、倒壊家屋1500棟(Giyan地区)と報道がされています。被災地では、豪雨や強風などの天候不良、山岳部ゆえのアクセスの悪さから救援活動が難航しているようです。また、昨年の政変でタリバン暫定政権は国際社会から承認されていない事で各国政府は救援を見合わせているとも言われています。タリバンの下で救援活動がどれだけ迅速に行われるかが懸念が残ります。

CODEは、2003年からアフガニスタンでのぶどう再生プロジェクトを行って来ました。また昨年のタリバンによる政変でも国外退避者のサポートも行ってきました。現地カウンターパートのFさんは「悲しいことにまた起きてしまった。被災地の住宅は非常に脆弱だから被害が大きい。タリバンがちゃんと救援してくれる事を願う」と語っています。CODEは、現地のカウンターパートなどを通じて支援を展開していきます。ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
(事務局長  吉椿雅道)

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