昨年4月にウクライナ・ジトーミルから6歳の娘Zちゃんと母子二人で避難して来たVさん。トルコから帰国した後訪ねると、被災地の事を気にしていて「トルコはどう?」と声をかけてくれる。その流れで以下の会話。
Yoshi「トルコではビルがたくさん倒壊していたよ。」
Vさん「日本のこの建物は大丈夫かしら。ウクライナには地震がないから、どう逃げたらいいか分からないわ。」
Yoshi「そうだよね。一度地震が起きた時の避難行動をレクチャーしないとね。日本人の中には、すぐに逃げれる様に服を着たまま寝る人もいるんだよ。」
Vさん「それなら私もウクライナでずっとそうだったわよ。」と。
いつ爆撃に遭うか分からない状況で命からがら逃げて来た人たちは、戦争と災害を重ね合わせるように災害大国、日本で今も暮らしている。この人たちが祖国に帰られる日は一体いつ来るのだろう。
(吉椿)
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