トルコ・シリア地震で亡くなった約5万9000人の半数が亡くなったのがハタイ県です。ハタイ県の中心地アンタキアのNGO.Yardim konvoyuのNuran Farina理事長から、1年を迎えた被災地からメッセージが来ましたので、紹介いたします。(吉椿)
2024年2月6日午前4時17分、1年前アンタキアを地震が襲いました。
その祈りのために今日はここに何千人もの人が集まっています。多くの方々がここのものたちです。亡くなった人の思い出を話しに、そしてこれからも起こる厳しい時間を共にするために。彼らの傷が癒えたとはいえません。ニーズはまだあります。地震後この1年で人々が困難を乗り越えたとは言えません。多くの人がアンタキアに帰ってきていますが、まだまだ基本的ニーズが満たされていません。もちろん政府やNGOらの支援によって多くのニーズが満たされましたが、まだまだやらねばならにことが多くあります。仮設での仮の生活は続くでしょう。地震後当初は3年間で話をしていましたが、すべての人が適切な家屋に入るまでには5年はかかるでしょう。被災地すべてで大規模な建設工事が進められています。しかし多くの人々がまだ地震前のように家屋に住める状況にはなっていません。
今日は国家から始まり、すべてのコミュニティの言葉で祈りがささげられました。ムスリム、キリスト教、別のキリスト教などです。そして亡くなった方を哀悼し花を捧げます。
今日はとても感傷的になる日です。そして私たちにはもっと支援が必要です。そして私たちはここに来てくれた神戸の仲間たちのことも覚えています。彼・彼女らならきっと私たちのこの悲しさを分かち合えるだろうし、彼らが経験したことがあるように、この間どのように私たちが過ごしてきたかもわかってもらえると信じています。感謝します。ありがとう。
Nuran Farina (Yardim konvoyu)
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