No.4「地元NGOによる支援」

津波と降灰の被害に見舞われているトンガですが、これまで厳しい水際対策によって新型コロナウイルスの感染者を1名に抑え込んできました。そのため、噴火災害への支援が急務であることと併せて、海外からの支援における感染対策が従来以上に大きな課題となっています。

そんな中、トンガの地元NGOによる支援の動きが少しずつ伝えられています。農村開発支援を行うNGO、MORDI Tonga Trustは、被災したコミュニティへ水や食料、衣類、衛生用品などの生活用品を届けています。現地では各家庭の貯水タンクが火山灰で被災するなど、飲料水の確保が困難な状況です。また、若者や女性のリーダーシップ開発を支援するNGO、Talitha Projectは、地元の島を離れて避難生活を送る子どもたちへの支援を行っています。食料や生活用品に加えて、塗り絵やお絵かき道具、スポーツ用品などを提供し、子どもたちの心理面でのサポートをしているとのことです(Matangi Tonga Onlineより)。
一方で、現地ではいまだ通信が不安定なため、現地からの情報発信も制限されながらの活動となっているようです。
被災地の人たちを主体とした支援や連携が改めて求められています。
(立部)

※支援活動へのご協力をよろしくお願いいたします。
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