インドネシア・スラウェシ島地震津波救援ニュースNo.16

「埋め立て地と地盤沈下」
インドネシア・スラウェシ島で発生した地震の被災地では、2週間後の10月12日に行方不明者の捜索が打ち切られました。公式には670名と言われていますが、5000名との情報もあります。この打ち切りを機にメディアのニュースや情報が一機に減っています。
地盤沈下で数メートル隆起しているパル市のバラロア地区は、もともと沼地だったそうです。そこを埋め立てて宅地にしたことが、今回の液状化と地盤沈下を引き起こしたと考えられます。
また、被災地では、この10月から雨期に入り、すでの避難キャンプのテントが浸水するなどの被害が出ています。これからの本格的な雨期による土砂災害や感染症などが懸念されます。(吉椿雅道)

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