CODE海外災害援助市民センターです。
9月28日にインドネシア、スラウェシ島で発生したM7.5の地震・津波災害に対して救援活動を開始します。
昨日29日午後13時時点の被害の状況は、死者384名、行方不明29名、負傷者540名(インドネシア国家防災庁発表)となっていますが、津波の被害がまだ把握できていないこと、被災地の通信や交通が寸断しているおり、被害の全容が未だわかっていないことなどから、今後も死傷者の数は増加することが予想されます。
CODEは、この甚大な災害に対して61回目の救援活動を開始することを決定しました。今年7月、8月にインドネシア、ロンボク島で連続して発生した地震災害への支援も含めて、インドネシアのカウンターパートである建築家エコ・プロワットさん(デュチャワカナ・キリスト教大学教授)とその友人を通じて救援活動を展開していきます。
インドネシアは、阪神・淡路大震災や東日本大震災でも日本に支援をしてくれています。CODEは、阪神・淡路大震災以降、培ってきた経験や智恵を駆使して「困った時はお互いさま」の精神で、同じ災害大国であるインドネシアを支援していきます。ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。(CODE事務局長 吉椿雅道)
「スラウェシ地震・津波の概要」
日時:2018年9月28日18時2分(日本時間19時2分)
震源:インドネシア・スラウェシ島トゥンガラ県北東27km
深さ:10km
規模:M7.5
被災地:中スラウェシ州州都パル市、トゥンガラ県など
被害:死者384名
行方不明29名
負傷者540名(9/29 インドネシア国家防災庁発表)