月別アーカイブ: 2020年10月

No.35「フィリピン救援プロジェクト:現地を訪れた学生のメッセージ」

CODEでは、新型コロナの影響で困窮しているフィリピン・サンタフェ町の漁村の住民アソシエーションの取り組みを支援するため、募金キャンペーンを行っています。
※プロジェクトの詳細は下記、及びチラシをご覧ください。

昨日でキャンペーン開始から3週間が経過しました。18名、1団体の方々から温かいご支援をいただき、募金額は17万8,000円となりました。ありがとうございます!
しかしながら、11月末までに40万円を集めるにはまだまだ足りていない状況です。フィリピンの仲間たちのチャレンジにぜひ目を向けていただき、ご協力いただけるよう、よろしくお願いいたします。

昨年フィリピンを訪れたCODEのボランティアスタッフ原田梨央さんが、このキャンペーンにコメントを寄せてくれましたので、ご紹介します。

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私は去年、CODEのプロジェクトに同行させてもらい、フィリピンのバンタヤン島を訪れました。
当時、進行中であった「石鹸プロジェクト」にも参加させてもらい、石鹸の値段やパッケージングの検討を行いました。現地の女性たちは、とても楽しそうに作業をしていて、「貧しいから」ではなく「学ぶことが楽しいから」このプロジェクトに参加しているのだということを実感しました。
その後の交流の時間には、数本しかなかった瓶ビールを全て開けておもてなしてくれ、何度も何度も質問を投げかけて、英語が話せない私のことを一生懸命理解しようとしてくれる、現地の人たちのあたたかさにふれました。
コロナ禍で日本でも大変な状況が続きますが、すごく悩んでいた時期に大切なことを教えてくれた現地の人たちを、自分たちが厳しいなかでも、少しでも応援したいと思っています。フィリピンの女性たちは、今、自分たち自身で食や野菜を作りだし、厳しい状況のなかでも支え合って、なんとか乗り切るために挑戦しようとしています。この活動をより多くの人に知っていただき、少しずつ寄付に繋がってほしいです。今こそ、助け合いを。
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「自ら食をつくり、支え合う」を支える―フィリピン新型コロナ救援プロジェクト
キャンペーン期間:2020年10月1日~11月30日
目標金額:40万円(1口2,000円、1人何口でも可)
プロジェクト詳細(チラシ)

■ご寄付の方法
※備考欄・通信欄に「フィリピン」とご記入ください。
・クレジットカード
http://www.code-jp.org/cooperation/index.html
・郵便振替
00930-0-330579 口座名義:CODE
・ゆうちょ銀行
支店名:〇九九店 店番:099
口座番号:0330579(当座)
口座名義:CODE(コード)
※口座名義をカタカナで指定されている場合は
名義人に「コード」とご記入ください。
・近畿労働金庫
支店名:神戸支店 支店番号:642
口座番号:8881040(普通)
口座名義:CODE海外災害援助市民センター

No.34「ネパールに布マスクが届きました!」

新型コロナウイルス感染症は、世界189の国と地域に広がり、感染者は4100万人を超え、死者は112万人に上っています。
ヨーロッパでは、第2波が猛威を振るっており、先週の1日のヨーロッパ全体の感染者が15万人を超えています。スペイン、チェコやオランダでは、ロックダウンが再び開始され、フランス、イギリス、イタリア、ベルギーなどでは、夜間の外出禁止や飲食店の営業禁止などの厳しい規制が再び始まっています。
アジアでも、インド、バングラデシュ、ネパールなどの南アジアで感染が深刻ですが、現地報道によると、新型コロナウイルス感染症の回復率が南アジア8か国でネパールが最も低いと言われ、ネパールの医療体制の脆弱性が指摘されています。

ネパールでは、3月より再々ロックダウンを延長してきましたが、現在でも1日に1000人以上の感染が確認されており、累計感染者は、144,872人、死者791人(10/22 Johns hopkins大学集計)となっています。政府は、10月初旬のネパール最大の祭り、ダサインで多くの人たちが帰郷することから9月中旬から国内の航空便やバスの運行を再開させました。大規模な人の移動による感染の再拡大が懸念されています。
そんな中、横浜の宇田川規夫さん(国際救急法研究所所長)から布マスクをネパールに送りたいとのお申し出をいただき、約800枚の布マスク(含アベノマスク)を集めて、ネパールに送っていただきました。途中航空便輸送が停止していましたが、先週現地に無事届きました! CODEが2015年のネパール地震直後に現地調査に協力していただいたムクンダ・シャルマさんを通じて感染者が圧倒的に多いカトマンズの方々に布マスクが配布されました。
宇田川さん、マスクを提供していただいた皆さま、ありがとうございました。(吉椿)

「フィリピン新型コロナ救援プロジェクトご寄付のお願い」

この度、新型コロナウイルス感染症の救援プロジェクトとして、フィリピン・バンタヤン島の住民アソシエーションへの支援を開始し、募金キャンペーンを立ち上げました。ぜひご寄付のご協力をよろしくお願いいたします。

キャンペーン期間:2020年10月1日~11月30日
目標金額:40万円(1口2,000円、1人何口でも可)
プロジェクト詳細(チラシ)

■自ら食をつくり、支え合う―プロジェクト概要
バンタヤン島の2つの漁村では、新型コロナの影響で困窮している中、住民アソシエーションのメンバーが自ら支え合うための新しいアクションを始めようとしています。
自分たちで食事を作り他のメンバーに提供する「コミュニティ・キッチン」と、自ら菜園を作り作物を育てる「コミュニティ・ガーデニング」。メンバー同士の持続的な支え合いを支えます。

■地元住民のアクションを支えたい
このプロジェクトを通じて、これまで「支援される側」だった零細な漁師たちが、自分たちにもできることがあるということや、メンバー同士で支え合うという意識を持つことが期待されます。
コロナ禍で日本からの直接的な支援が難しい中、最も困難な立場に置かれている彼らの未来へ向けたアクションを支援し、「離れていてもつながっている」というメッセージを送りたいと思っています。
ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

■ご寄付の方法
・クレジットカード
http://www.code-jp.org/cooperation/index.html
・郵便振替 00930-0-330579 口座名義:CODE
・ゆうちょ銀行
支店名:〇九九店 店番:099
口座番号:0330579(当座)
口座名義:CODE(コード)
※口座名義をカタカナで指定されている場合は
名義人に「コード」とご記入ください。
・近畿労働金庫
支店名:神戸支店 支店番号:642
口座番号:8881040(普通)
口座名義:CODE海外災害援助市民センター