CWSによるハイチ地震レポート

CWSによるハイチ地震レポート 
情報源:Church World Service (CWS)
2010/1/22
状況:
CWSは、パートナー団体とともに支援を続けている。今は、地震から生き残った人たちが都市を離れて田舎や避難キャンプに移動しているので、その人々の支援に力を注ぎつつある。40万人が避難キャンプに移動すると予想されている。
CWSは、現地のニーズに応えるために救援物資を届けている。その内容は以下のようなものである。
・ 500枚のブランケット
・ 1,125セットの乳児ケアキット
・ 10,595個の衛生キット
・ 720個の歯磨き粉
・ 25個のバッテリー付き懐中電灯
などが第一回目の物資輸送で送られ、その後も同じように追加的に物資輸送が行われる予定である。
その他、Port-au-Princeから2時間離れた場所にあるキリスト教の学校には、初期治療や緊急治療のスペースが作られている。その定員は30名ほどしかないが、働いているスタッフによると、その病院で回復した患者がまたさらに怪我をして戻ってこようとするケースがあるらしい。彼らは、回復して都市に帰ってもそこには何も残っていないのである。
また、食料支援についても長期計画の焦点となっており、障害者や被害に遭った子どもたちへの支援に焦点を当てている。
他にも、障害者に対するリハビリや震災からの回復を目的としたプログラムも予定しており、それに向けてCWSはボランティアネットワークの強化を行っている。