インドやバングラディッシュでの被災者への支援
情報源:ActionAid
2009.5.27
アクションエイドとその協力者・団体は、インドとバングラディッシュに食料や水、その他の救援物資を提供している。
西ベンガルーインド
20万人以上の人が家を離れざるをえない状況であり、海岸付近の村は、大波の被害に遭っている。被災者たちは、行方不明者の情報も得ることができず、Sandeshkhali,では、遊んでいた16人の子ども達が行方不明のままである。
道路も線路も水の下という状況で救出活動が早急に求められており、そのためのボートが必要となっている。
現地では、濡れていない食料や薬、女性や子どもの服、防水シートが早急に必要であり、アクションエイドがその供給を行う予定である。
バングラディッシュ
バングラディッシュでは、50万人近くの人が被害に遭っており、被災者にとって飲料水などの水の確保が非常に難しくなっている。
アクションエイドの救援チームは、26日に現地に到着し、必需品などの基本的な物資の提供を始め、バリサルに住む1,500家族とクルナに住む1,000家族への救援を計画している。その物資の内容は、水、米、砂糖、ろうそく、ライターなどである。
早期の警報システムのおかげで、今回のサイクロンでの死者は以前よりも少なくなったが、被災者、特に子どもや女性、障害も持つ人々、は過酷な状況の中で生活をしている。
他にも、World Vision BangladeshやCARE、Save the Childrenといった組織もアクションエイドと同じように、物資の供給など救援活動を行っている。