日本のNGO AMDAによるイタリア地震報告
情報源:AMDA
2009/5/21
被災者は、政府、地方自治体、民間組織の連携の下、運営されている避難キャンプで、避難生活を送っている。官民ともに、事前に訓練を受けたスタッフが 支援に携わり、被災者に対して十分な人、支援物資、サービスが提供されていた。例えば、Bagno避難キャンプでは、550人の被災者に対し て、150人のボランティアが支援している。被災者は、内務省から配布された4メートル四方のブルーテントに家族ごとで生活し、それぞれのテントに は、小型発電機から電気が供給されていた。テントは、大きな運動場やショッピングセンターの駐車場に整然と設置され、キャンプ内には、被災 者に3食温かい食事を提供する食堂車両、100人ほどが食事をとれる広いダイニング用のテント(音楽を聴きながら食事が取れるように大型のスピーカーが備 え付けられている)、車椅子のまま入れるトイレ、24時間使用可能なシャワールーム、洗濯乾燥機が備え付けられたコンテナ、支援物資を保管したコンテナが あった。