World Visionによるパプアニューギニアでの活動
2009/01/05
情報源:World Vision
今回のパプアニューギニアでの地震で、4人の死者がで、負傷者や多くの被災者がホームレス状態であると、昨日伝えられた。大きな建物は、大きなダメージを受け、電気や電話も遮断されている。揺れは、Sorongの都市近くで感じられ、Manokwariの空港は閉鎖された。しかし、津波の観測はなかった。
World Visionのチームは現地時間の朝8時(月曜日)に、WVインドネシアの事務所があるジャヤプラから飛行機で向かう予定であるが、これも現地のManokwari空港が再開すればの話である。もし、再開されなければ、ボートで現地に向かうとのことである。
WVは、1,800個の緊急用キットを用意しており、そのキットには、家族用と3歳以下の子どもをもつ家族用の2種類ある。このキットに含まれているものは、ブランケット、衛生キット、防水シート、サロンやマットレスといったものである。WVチームは、60から100個の防水シートを持っていくとし、必要に応じて再度フェリーで持っていくとのことである。
混乱が広がり、人々は津波の警告により、暗闇の中丘の上で避難している。
現地の人々は、地震の後も続く余震のため、家に帰るのを恐れており、外でいる。
WVは、今後もモニターを続け、Category Declarationの必要があるかどうか検討するとしてる。
月別アーカイブ: 2009年1月
マグニチュード7.6の地震がインドネシアの北パプアニューギニアを襲う
マグニチュード7.6の地震がインドネシアの北パプアニューギニアを襲う
2009/01/04
情報源:HOPE worldwide
2009年1月4日の日曜の現地時間、朝4時43分にマグニチュード7.6の地震がパプアニューギニアの北方を襲った。震源は、Sorong と Manokwariの間で、深さは35kmだった。この地震は、マグニチュード5.0を超える10回以上のも余震に続いて起こり、少なくとも4人の死者と5人の負傷者が出たと伝えられた。そして、千人近くの住民が、津波の恐怖に怯えながら、丘の上に避難している。電話通信は断たれ、連絡が取れないため、負傷者や死者の数は増えるのではないかと懸念されている。
この地震の影響で、日本において規模の小さい津波が観測されたとのことだが、負傷者や被害の連絡はいまのところない。HOPE worldwideは、翌日の5日にメンバーを送り、必要に応じて、医療サービスを行うとしている。インドネシアは、2004年の津波やその他多くの地震など自然災害に対して、世界の中でも被害が出やすいところである。