水浸しになったメキシコの村々で鰐や蛇が恐怖を引き起こす

情報源:AFP通信
2007年11月7日
水浸しになったメキシコの村々で鰐や蛇が恐怖を引き起こす
メキシコVILLAHERMOSA、2007年11月7日(AFP通信)
10日間の洪水で荒れ果てたメキシコ南部のタバスコ州で、冠水した道路にやって来た鰐や蛇が新たな危険となっている。
「鰐たちは元々の生息地を離れつつある。」とメキシコ赤十字の責任者であるマルタ・ベアトリス・ソサ
は言う。
道を行く住民たちは水をぴしゃぴしゃ叩いている。こうすることで、この地域特有の鰐や恐ろしい毒蛇を
追い払おうとしているのである。
当局は、被災地での伝染病の危険も懸念している。
「デング熱、ジフテリア、コレラが発生する可能性がある。」とソサは言う。
フェリペ・カルデロン大統領は、淀んだ水に潜む幼虫を駆除するために被災地を燻蒸消毒すると発表
した。
また当局は、水がゆっくりと引いていくとひどい腐敗臭が残るため、いくつかの地域で、地面に散らばっ
ている牛の死骸の撤去作業を始めている。
隣接しているチアパスでは、レスキュー隊が土砂崩れの被害者の捜索を暗澹と続けていた。土砂崩れ
は家々を飲み込み、土砂がGrijalva川に流れ落ちた勢いで、高波をもたらした。
当局の発表によると、2遺体が収容されたが、なお14人が行方不明であるという。しかし、San Juan de
Grijalva村の住民たちは、行方不明者や亡くなったと恐れのある者は27人に上ると考えている。
オーストラリア、カナダ、グアテマラ、ドイツ、フランス、アメリカといった国々が援助を申し出ており、また
キューバは救急医療の専門家である医師50人を飛行機で派遣した。
メキシコ土木学大学の専門家たちは、タバスコやチアパスでは、緊急援助に加え、19億ドル近くの投
資が必要とされると強調している。この投資は、将来また同じような災害が起こるのを防ぐためのイン
フラ整備に使われる。
情報源 :Agence France-Presse (AFP)
原文URL:reliefweb.int
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