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救援物資の配布がバングラデシュで進んでいる。CRSは57,000人に今週食料供給を行き渡らせた

バングラデシュ、Balisar 2007年11月20日 
より多くの道路が通行可能になるにつれ、Catholic Relief Service (CRS)とそのパートナー、
Caritas Bangladeshanticipate は、長期に渡る復興活動の最初の段階として、今週、緊急食料
配布と救援物資を、57,700人(12,500世帯の家庭)に届けた。CRSはこれまでに救援運動のた
めに50万USドルを割いてきた。
「渡し舟が市街に向かい運行し、より多くの道路が片付けられているおかげで、私たちはまだ何の援
助も受けていない地域に到達することができるようになってきた。いくつかの地域はほとんど破壊され、
人々は絶望している。彼らは、利用できうるものを何でも使って、家族を守ろうとしている。彼らは持ち
出した木の小片や、ねじれて波形になった鉄の下で寝ています。食料は危機的です。彼らがサイクロ
ンシェルターに持ち込んだものは既に尽きてしまい、どこにも頼れません。」Barisalに居るCRSのバング
ラデシュ国担当マネージャーのCassie Dummettは言う。
今日、CRSとCaritasは、Kalaparaに居る6千人の人々へ、食料配給を始めました。壊滅的となっ
たBarisalの周辺地域では、CRSとCaritasは明日からの4日間で21,500人に配給を行う予定で、
今週末までには、Khuln地区の3万5千人に対し新たな食料配給が届けられる予定です。CRSと
Caritasによる配給はサイクロン発生後36時間以内に始まりました。
「沿岸地域では、多くの土地がエビの養殖場のような池に変わってしまいました。人々は事業を始め
るため偉いビジネスマンからローンを借り入れますが、今や彼らは収入口も食料もなくしてしまっただけ
でなく、その膨大な借金に見舞われています。女性たちはコメを売ったり、織物をしたり漁業により、お
金を得ていましたが、今や彼女達は全てをなくしてしまった。」Dummettは言う。
確認されたニーズの要約
―緊急食料配布:CRSとCaritasでは、最も被害を受けた家族に対して食料を配布しています。
―防水又はビニールのシート、毛布、ベッドのマット:何千もの家々が損害を受け、屋外の状況は濡
れた土地や激しい風により困難で、また冬も来ます。人々は何でも持ち出せたものの下で寝ていた
り、又はサイクロンシェルターに戻ったりしていますが、シェルターは窮屈で、不衛生になってきています。
燃料や薪も乏しいです。初老の方々や、子供達は健康状態の危機に晒されています。CRSと
Caritasでは、シェルターの材料を緊急配布し、シェルターの修復や再建プログラムを、長期的に実施
していきます。
―飲料水:沿岸地域は慢性的な飲料水不足に苦しんでいますが、今やその状況は深刻です。地
下水の塩分のため、人々は普段は雨水を溜めますが、彼らが使う土器のポットがつぶされてしまいま
した。高波はまた、浸水を引き起こし、井戸水やきれいな水の源泉を汚染してしまいました。CRSと
Caritasでは、水の容器や水浄化タブレット、経口補水液を緊急対応として配布しています。
―食料保障:冬の作物(野菜、豆類、ピーナッツ、脂肪種子)は壊滅させられ、食料や収入が失わ
れてしまうことになりました。津波はすぐに引きましたが、塩水は畑に残り、土地の生産性を下げるでし
ょう。CRSとCaritasでは、人々がもう一度自給自足になれるよう支援するプログラムを展開していき
ます。その選択肢としては、道路や必須のコミュニティのインフラの再建のための資金援助や、又は家
畜の再興プログラム、人々が再び収入を得始めるのに必要な工具や装具の提供などが含まれます。
インタビュー可能な援助ワーカー
Barisal : Cassie Dummett, CRS バングラデシュ国担当マネージャー
+88.0.11.99.812.366 又は +88.0.17.15.050.188
Barisal : Snigdha Chakraborty, CRS 地域プログラムマネージャー
+88.0.17.15.050.188
デリー : Caroline Brennan, CRS 地域情報管理官
+91.93.50.96.79.99 / cbrennan@crsindia.org
アメリカ:John Rivera, CRS 上級広報管理官 
電話:443.604.2918 / jrivera@crs.org
援助の仕方
電話での寄付:1-877-HELP-CRS
オンラインでの寄付:www.crs.org
小切手で:Catholic Relief Services
P.O. Box17090
Baltimore, Maryland 21203-7090
通信欄にSouth Asia Severe Weather Fund とお書きください。
CRSはバングラデシュで、1971年から緊急と長期の開発プログラムを支援してきました。CRSはアメ
リカのカトリックコミュニティーの、国際的な人道支援組織です。この組織は、100以上の国や領土の
人々に対し、必要に基づき、民族や国籍、信条にかかわり無く援助を提供しています。
情報源:Catholic Relief Services (CRS)
原文URL:reliefweb.int
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水浸しになったメキシコの村々で鰐や蛇が恐怖を引き起こす

情報源:AFP通信
2007年11月7日
水浸しになったメキシコの村々で鰐や蛇が恐怖を引き起こす
メキシコVILLAHERMOSA、2007年11月7日(AFP通信)
10日間の洪水で荒れ果てたメキシコ南部のタバスコ州で、冠水した道路にやって来た鰐や蛇が新たな危険となっている。
「鰐たちは元々の生息地を離れつつある。」とメキシコ赤十字の責任者であるマルタ・ベアトリス・ソサ
は言う。
道を行く住民たちは水をぴしゃぴしゃ叩いている。こうすることで、この地域特有の鰐や恐ろしい毒蛇を
追い払おうとしているのである。
当局は、被災地での伝染病の危険も懸念している。
「デング熱、ジフテリア、コレラが発生する可能性がある。」とソサは言う。
フェリペ・カルデロン大統領は、淀んだ水に潜む幼虫を駆除するために被災地を燻蒸消毒すると発表
した。
また当局は、水がゆっくりと引いていくとひどい腐敗臭が残るため、いくつかの地域で、地面に散らばっ
ている牛の死骸の撤去作業を始めている。
隣接しているチアパスでは、レスキュー隊が土砂崩れの被害者の捜索を暗澹と続けていた。土砂崩れ
は家々を飲み込み、土砂がGrijalva川に流れ落ちた勢いで、高波をもたらした。
当局の発表によると、2遺体が収容されたが、なお14人が行方不明であるという。しかし、San Juan de
Grijalva村の住民たちは、行方不明者や亡くなったと恐れのある者は27人に上ると考えている。
オーストラリア、カナダ、グアテマラ、ドイツ、フランス、アメリカといった国々が援助を申し出ており、また
キューバは救急医療の専門家である医師50人を飛行機で派遣した。
メキシコ土木学大学の専門家たちは、タバスコやチアパスでは、緊急援助に加え、19億ドル近くの投
資が必要とされると強調している。この投資は、将来また同じような災害が起こるのを防ぐためのイン
フラ整備に使われる。
情報源 :Agence France-Presse (AFP)
原文URL:reliefweb.int
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