津波救援は緊急支援から復興支援へ

インドネシアの避難民のための心理的なカウンセリングプログラム
ボルチモア(MD)-2005年2月22日-津波災害によって影響を受けた人びとのための国際支援は、非常時の対応からより長期的な再建の対応に移っているとIRDの所長であり、研究者であるArthur Keys博士は報告した。救援の第1段階(安全な飲料水や、避難所や、食物や情報、薬等の基本的な人道的ニーズの保証)は、一般的に3~6か月続き、今は終わりに近づいている。
“津波支援が次の段階に移るとき、NGOと国際社会がそのまま関心を持ち続けることがとても大切である。”“私たちには、インドネシアとスリランカの人びとを長期的に支援する経済開発プログラムを導入する予定です。”とKeys博士はボルチモアにあるJohns Hopkins大学のキャンパスにあるAmericans for Informed Developmentに後援によって立てられたホールで述べた。
バージニアのアーリントンに拠点を置く非営利のNGOであるIRDは特にインドネシア、バンダアチェとスリランカ、Hambantotaの被災地で支援を提供している。IRDが水と衛生サポートを提供しているアチェのキャンプで、国内避難民を助けるために心理的なカウンセリングプログラムを始動した。
“IRDはインドネシアとスリランカで長期的な再建をする予定です。”とKeys博士は言った。“私たちの次なる挑戦は、これら2つの国で、移住させられた人びとが再定住したり、津波によって破壊された地域を再建したりするために政府と一緒に取り組むことである。”“この段階は、最大5年かかると考えています。”とKeys博士は付け加えた。
IRDは1999年以来インドネシアで活動し、2004年以来スリランカで活動しています。その結果、津波の発生時、IRDは両方の国に根付いた活動をし、よい関係を持っていた。だから、IRDは緊急時にも即座に反応し、支援することができた。
原文URL:http://www.reliefweb.int
情報源: International Relief and Development, Inc. (IRD)