カブールの爆弾テロで、平和維持軍1人死亡、3人が負傷

カブール、1月27日(IRIN)-アフガニスタンの首都カブールでは火曜日の朝、NATOが率いる5,000人の強力な国際治安支援部隊(ISAF)のパトロール車の一台に自爆テロが突撃し、平和維持軍カナダ兵士1人が死亡、3人が負傷した。アフガニスタン市民1人も死亡し、8人が負傷して地元の病院で手当を受けている、と警察と医師が言った。
「今朝8時45分頃(現地時間)、Darlaman宮殿から500メートルほど離れたDarlaman Roadで爆発が起こり、現時点の情報によるとカナダ人兵士1人が死亡し、3人が負傷した。」と、ISAFは公式発表した。
国内での暴力の継続は、強硬なタリバンの残党やアルカイダによるもので、人道援助と復興活動に重大な影響を与えている。ほとんどの攻撃は国の南部や東部に集中しているが、ISAF軍の存在にもより、首都は比較的安全だ。
「自爆テロによる爆発だった可能性がある。」と公式発表は述べた。ISAFは、その場所を調査し封鎖するために、現場に緊急対応部隊を配置した。その爆破が起こったカブール西部の警察署長であるAli Jan AskaryrはAPに対し、カナダ人たちが攻撃されたとき3車パトロール中だった、と言った。「道路に干ばつ箇所があって、彼らがそれを通り過ぎるためにスピードを落としたとき、テロリストが1台の車に飛びかかり、自分自身を吹き飛ばした。」とAskaryarが言った。
負傷した兵士達は治療のためにISAFの病院に収容されている。その事件は、2002年の初めにカブールに配置されて以来、国際平和維持軍に対して起こった2度目の自爆テロである。昨年の6月、首都でバスが自爆攻撃を受け、4人のドイツ人兵士が殺され、29人が負傷した。
10月、カブール南部の丘にある砂地に埋められていた対戦車用の地雷の少なくとも1つが、パトロール中に車の下で爆発して、2人のカナダ人兵士が殺された。他に3人のISAF兵士が、別の地雷の爆発で10月に負傷した。
援助団体と政府は治安を確保することは開発事業や今年の末の選挙に欠くことができないとしISAFの地方への展開を重視している。
原文URL:http://www.reliefweb.int
情報源:国連人道問題調整事務所 地域統合情報ネットワーク
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