2004年のスマトラ沖地震・インド洋津波が起こったときに、CODEがスリランカのヒッカドゥワにて幼稚園再建支援と漁業支援を行い、その際にお世話になったTilakさんから地滑りの現地のレポートが届いています。
「今回スリランカのバッドゥラ(ウバ州 州都)で起こった地滑りに関して、心配をしてくださった方に感謝したいと思います。私が住んでいる、ヒッカドゥワはスリランカの南の海岸沿い(南部州ゴール県)にありますが、スリランカ国内で流れている情報をお届けしたいと思います。
300人以上がこのコスランダ(Koslanda: ウバ州) とハルハルデュムラ(Haldummul: ウバ州バッドゥラ内の地域)の内陸地域で起こった地滑りで、行方がわからなくなっていると報道は伝えています。昨日の激しい雨と悪天候のせいで、現地に入るのは非常に困難な状態です。救助活動が行われていることを祈るばかりです。メディアは、地滑り現場ではすでに6人の亡骸が見つかったと伝えています。本日私たちは、ヒッカドゥワの地域を管轄している者に、地滑りに見舞われた地域の被害状況を問い合わせたのですが、彼らもまた悪天候のせいで情報を詳しく把握できていない状況でした。しかし、コスランダとハルデュムラに隣接している地域も地滑りを起こす可能性が大いにあるため、安易に救助に行くことはできないのではと皆で話しています。引き続き情報を集めたいと思います。」