No.27「1ヶ月ぶりの被災地」

1ヶ月に被災地ガジアンテプに戻ってきた。ガジアンテプは地震直後から被害が局所的だった事で街は機能していたが、久々の街並みを見ると、再開した店も多く、喧騒と共に日常を取り戻しているように見えた。街のシンボル、ガジアンテプ城の城壁は1ヶ月前より崩落している様が余震の多さを物語っていた。
前回訪ねた公園などの避難キャンプにはテントはすでになくなっていた。
ガジアンテプのNGOスタッフのMさんに再会し、避難キャンプにいた人たちの事を尋ねると、「親戚の家に行った人、農村に避難した人、自宅に戻った人それぞれだね」と教えてくれた。
家屋の危険度判定も終わり、自宅に戻った人も多いが、他方で自宅が立ち入り禁止家屋になった人たちは、親戚の家に行くか、行き場のない人は今もテントで暮らしているという。Mさんの運転で市内を走っていると、わずかだが空き地に張られたテントをいくつか見かけた。
結局は、最も厳しい状況の人たちが今もなおテントで暮らさざるを得ない状況がそこにあった。
(吉椿)

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