~スイランカ東海岸4YMCAの取組み~ 第3次現地レポートvol.10

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【写真】カルムナイYMCAの中庭(カルムナイ、4月15日)

 4月15日、スリランカ東海岸にある4つのYMCAを訪れました。暖かいおもてなしを受けた後、お話をうかがいました。それぞれが地域のニーズに合わせて、津波に関するプロジェクトを行う予定を立てている所がとても興味深く感じました。
<カルムナイYMCA>
 CODEが行う子ども防災教育プロジェクトのカウンターパートナー。被災した80人の特に貧しい子どもたちに、基礎学力(英語、数学、地理、国語など)のクラスを提供。今後CODEが提案した防災教育も授業に入れてくれることになりました。


<アンパラYMCA>
 被災者のためのコミュニティセンターを建設予定。そこで、子どもたちが健康診断を受けたり、遊んだり、学んだりできるプログラムを作りたいとのこと。アンパラYMCAは、
東海岸のYMCAのまとめ役のようです。
<アカライパットYMCA>
 まだ10家族が避難キャンプとして利用している。国際NGOによる過剰な支援が住民の再定住、就職の動機を低くしていると指摘。防災教育の必要性も強調。人々は津波によって亡くなるのではなく、無防備な事故によって亡くなる場合が多いと防災意識の向上が必要と強調していました。
<バティカロアYMCA>
 津波前から紛争で傷ついた子どもたちへの支援をしている。マイクロクレジットを8年間しており、津波前からローンで漁具を提供しています。津波後、無償で漁具を与えている国際NGOを、住民の自助努力を損ねると非難。
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