インドネシア・スラウェシ島地震津波救援ニュースNo.14

「日本政府の支援」
スラウェシ島の被害が、死者2073名(半数は身元不明)、行方不明680名と拡大していますが、政府は捜索を1日延長して本日12日で打ち切ることとしました。
捜索の打ち切りに合わせたかのように、外国の援助者が締め出しにあっているとの事ですが、現地からの情報によると、2004年のスマトラ地震津波の際に、アチェで外国人が人身売買にかかわったという事があったそうで、それを防止するための処置のようです。インドネシアのNGOやボランティア団体と連携すれば許可が出るとのことです。
日本政府は、インドネシア政府が2日に支援の受け入れを開始したことから、緊急援助隊(JDR)として自衛隊を被災地パルに派遣しました。6日から西隣のボルネオ島(カリマンタン)から救援物資を輸送したり、避難する被災者をボルネオ島に輸送するなどの活動を行っています。また、インドネシア国家開発庁は、日本のJICA(国際協力機構)に対して、被災地の長期的な復興計画の策定の支援を要請しました。災害大国日本の復興の経験と智恵を惜しみなく伝えてほしいものです。(吉椿雅道)

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