中国四川省地震救援ニュース-番外-

8月25日にチベットで地震が起こったようです。被害は大きくありませんが、翻訳ボランティアさんが記事を見つけましたので、お知らせします。
≪ドンパ県城被害なし 死傷者報告いまだなし≫
 中国国家地震台の測定によると、8月25日21時22分、チベットのシガツェ地区ドンパ県(北緯31.0度、東経83.6度)でマグニチュード6.8級の地震が発生した。震源の深さは10キロ。震源地は海抜5500メートルで人家は少ない。
 チベット自治区地震局の責任者によると、ドンパ県とアリ地区の改則(ガイツェ?)県、措勤(ツォジン?)県の3県で揺れを感じた。しかしこの3県の県城では被害は出ていない。3県の政府は各郷鎮からの被害報告を求めているところだ。
 ドンパ県の政府職員によると、現在、県リーダーによる緊急会議が行われている。全県13の郷鎮のうち12の郷鎮から死傷者なしとの報告が上がっている。いくつかの郷鎮では強烈な揺れを感じ、一部の家屋に大きな亀裂が生じている。
 他の職員に電話で聞いたところ、地震発生時、室内で大きな揺れを感じたが、県城では倒壊家屋や死傷者はでていない。各郷鎮と県城の距離が遠いため、具体的な状況把握をしているところだ。
 ドンパ県はシガツェ地区の西部に位置し、海抜4700メートル余り、全県の人口は1.8万人。
(8月26日 新華社西蔵頻道)
≪チベット・ドンパ地震で228軒の家屋が損害≫
 チベット自治区ドンパ県の書記である朱江氏に26日電話で聞いたところ、12時までに、いまだ報告が上がってこない辺鄙な地区を除き、地震により228戸の家屋が損害をうけた。死傷者、被害をうけた家畜の報告はない。
 朱江氏は、ドンパ県で228戸が被害を受け、そのうち5戸は倒壊の危険があり、223戸に明らかな亀裂がでている。
 (以下、省略)
(8月27日 新華社西蔵頻道)