中国四川省地震救援ニュース 73

いつの間にか梅雨も明けて暑い毎日が続きますが、中国・四川も猛暑のようです。そんな中で、成都のゲストハウスを拠点に農村部に通うボランティアさんの間に風邪が蔓延していて、Yさんもダウン気味のようです。
少し前に来たYさんレポートをお届けします。
 あの未曽有の地震から二ヶ月になる。北川県の村にお手伝いに通い始めてから一ヶ月半ほどになる。他の村とは違ってすっかり瓦礫がなくなり、村の中にできた仮設住宅への入居も始まった。
 だが、入居予定の被災者の中には崩れた自宅の敷地内に木材やブロックを使った掘立の小屋を建て、そこを厨房にしようとしている。仮設内には調理できるスペースもなく、農具などを置く場所もない。農村では仮設住宅ができても、生活の中心はやはり元の自宅なのだ。今思えは、多くの村民が瓦礫の片付けの次にやったのは、空いたスペースや半壊の家を利用して厨房を作る事だった。やはり農村にはその土地に見合った暮らし方があるのだと思った。
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